5月24日放送の「この差って何ですか?」にて
電信柱には3つの呼び名がるという差について解説していました
日本全国に約3000万本もある電信柱
その電信柱には3つの呼び方があるとご存知でしたか?
ひと目見れば分かるようになる電信柱の呼び方の差を解説!
会社によって呼び方が変わる電信柱
電信柱の役割は大きく分けて2通りあります
・各家庭に安定した電気を供給
・電話等の通信回線を通す
電信柱の役割は多く知られていますが実は電信柱の呼び方には差があったんです
各家庭に電気を供給している東京電力では所有する電信柱を「電柱」と呼んでいて
各家庭に電話回線をつなげているNTT東日本では所有する電信柱を「電話柱(でんわちゅう)」と呼んでいるんです
電話回線を繋げてるから「でんわちゅう」ってダジャレではなく本当に呼んでいるんですよ(笑)
見た目が同じ電信柱でも所有者によって呼び名に差が生まれているんですね
・電信柱の所有者がひと目でわかる方法
電信柱には東京電力とNTTのプレートがついていてどちらの会社が所有しているのかを見分けることが出来ます
中には電線と通信線が同じ電信柱に引かれている「共架柱(きょうがちゅう)」という電信柱もありプレートは2枚貼られているそうです
2つの会社が所有者ではなく関東では下の方にプレートが貼られているのが所有者となっているのだとか
電信柱の単語が広まっている理由を解説
街の人に聞いてみても8割近くの人が電信柱と呼んでいますが
東京電力でもNTTでも電信柱という言葉は使っていません
なぜ電信柱という単語が広く広まっているのかも番組では詳しく解説していました
国土交通省によると日本に最初に電信柱が作られたのが1869年で
その時の目的が電気でも通信でもなくて「電信」と呼ばれるモールス符号などを送受信するために作られたそうです
FAXのような簡単な文章を電信した名残で今でも電信柱と呼んでいるのではないかとのことでした
まとめ
電信柱には3つの呼び名があったという今回の雑学
街を歩くときにプレートを確認して「電柱」「電話柱」「共架柱」を見分けてみると楽しいかもしれませんね
でも一般人にはややこしいから電信柱に統一してもいい気がしました