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【この差って何ですか?】産地や品種が一緒なのに価格が10倍も違うお茶 年に1回しか摘めない理由とは?

6月7日放送の「この差って何ですか?」にて

 

産地も品種も同じ新茶なのに10倍以上の価格差がある理由について解説していました

 

 

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価格が違うのは産地や品種が違うと多くの人が勘違いしている今回の雑学

 

 

産地や品種が一緒なのに800円の新茶と8400円の新茶と価格差が出る理由には納得できる訳があったんです

 

 

 

 

価格差はお茶の葉を摘み取る日に理由がある

 

 

 

 

 

8400円の高級なお茶は何と1年に1日しか収穫できない日に収穫しているんです!

 

 

新茶の収穫シーズンは4月中旬~5月中旬までと言われていますが、高級なお茶は茶葉の上の方にある3枚の葉っぱと上の部分の茎1本だけを収穫しています

 

 

この「3枚の葉」と「茎」が同じ柔らかさになる1日がベストな収穫の日となります

 

 

同じ柔らかさになる日は1年に1度しかないんです!その日を逃すと葉も茎も硬くなっていき、質はどんどん悪くなってしまうとのことでした

 

 

 

・3枚の葉と茎が同じ柔らかさになると判断する人

 

 

3枚の葉と茎が同じ柔らかさになっていると判断するのは熟練の農家の方

 

4月くらいから畑に行って風合いを見て手で触り確認するそうです

 

もちろん手摘みです。同じ柔らかさだからといって素人が摘んではダメで熟練の茶摘みさんが全て摘むとのことでした

 

 

 

・同じ柔らかさでなければいけない理由

 

 

 

茶葉の柔らかさにこだわる理由はお茶の製造工程にあります

 

茶葉を蒸す⇒乾燥させる⇒もんで水分を均一にする という流れの中で

 

葉と茎に含まれる水分をとばす時に柔らかさが同じだとお茶同士で潰れることなくきれいに水分が均一になり良いお茶ができるんです

 

 

 

・お茶の出来が良い年と悪い年がある

 

 

 

熟練の農家の方が良い柔らかさの時だと判断しても天候が雨だと収穫はできないそうです

 

 

雨が降ると蒸す時の熱のかかり方が変わってしまうので収穫は出来ずに、1年に1回しかない良いタイミングを失ってしまうとのこと

 

 

翌日に繰越すしかないそうですので、もしもずっと雨が続いてしまうと最悪の出来になってしまいますね

 

 

年によって良い出来と悪い出来で分かれてしまうので出来の善し悪しによって価格も変動してしまうそうですよ

 

 

 

 

 

スタジオで実際に800円の新茶と8400円の新茶を飲み比べ

 

 

 

 

 

800円のお茶が濃い味で美味しいのに対して8400円のお茶は雑味や渋みが少ないそうです

 

香りは畑の香りをそのまま再現している8400円のお茶は飲み比べてみると苦味と渋みがまったくないとのことでした

 

 

お茶はお湯の温度が高いほど苦味や渋みが出やすいので、本来のお茶の味を楽しみたいのであれば氷水出し茶がオススメだそうです

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

 

ただ単にお茶を育てて収穫すればいいという訳ではありませんでした

 

年に1回しか摘めないお茶は一度は飲んでみたいですねー

 

100g8400円か・・・人生1度きりと割り切って買ってみるかな(笑)