6月21日に放送された「林先生が驚く初耳学」にて
温泉の源泉かけ流しを成分そのままで温度を下げる方法について解説していました
温泉が湧き出る元、源泉に浸かれるという源泉かけ流しという言葉はよく耳にしますが源泉は約100℃もの熱湯
このままでは入浴はできないので入浴できる温度に下げるために源泉に水を加えて冷やすなどの方法を以前はとっていました
もちろん源泉の成分は薄くなってしまい純粋な温泉を楽しむのは困難に・・・
しかし近年の全国の温泉では質を落とさずに温度を下げる方法が広がっているそうです
それもハイテクな機器ではなくとても原始的な方法なんです!
林先生も知らなかった原始的な方法で源泉の温度を成分そのまま下げる方法を紹介します
源泉の成分そのままで温度を下げる原始的な方法
源泉を水を混ぜることなく温度を下げる方法を発見したのは温泉湧出量日本一の大分県の別府温泉
こちらの源泉の温度は96.7℃。湯船の温度は40.8℃で成分はそのままでした
・なぜ温度を下げても成分は変わらないのか?
番組では温度を下げる装置を開発した温泉の方に温泉の冷却装置を見せてもらってました
装置と言っても源泉が流れる場所に竹の枝を大量に置いてあるだけのもの
なんと竹を経由するだけで100℃近い源泉が40℃近くまで下がるというのです
・竹を通すだけで温度が下がる理由
源泉を竹の枝に流して水滴状にして空気に触れる表面積を増やすことによって温度が下がるそうです
竹は熱に強く耐久性に優れていて、しかも他の木より枝が多く分かれているため水滴になりやすい
竹ほど源泉の温度を下げるのに適したものはないみたいですね
・きっかけになったのは塩を作る装置から
源泉の温度を下げる装置は塩を作る装置からヒントを得て開発
昭和20年~40年頃に日本全国で使用された装置は温泉の冷却装置と同じ要領で、海水を竹の上から流し水分を蒸発させて海水から塩を生成していたそうですよ
まとめ
竹を使った原始的な冷却装置に林修先生は「考えましたねー。お見事」と賞賛
スタジオでは林先生の上から目線の態度に非難轟々でした(笑)
千原ジュニア「知らなかったくせに上から言うじゃないですか?どういう教育されてきたんですか?」と突っ込まれてましたw
6月は梅雨の時期で温泉の客足が少なくなるので温泉宿も何とか客を増やそうと様々なサービスを行っているそうです
ピーク時の価格に比べると半額近くに値下げしていたりとかなりお得
源泉の成分そのままの温泉を存分に楽しみたいですね