6月28日に放送された「この差って何ですか?」にて
自動販売機にすんなり入るお札と戻ってくるお札の差について解説していました
自動販売機が1000円札を読み取ってくれずに何度も戻ってきてしまう経験は皆さんもちろんありますよね?
シワを伸ばしたりしてダメなら他の札と入れ替えたりしますが、どうして1000円札を自動販売機で読み取らないかを番組では調査して解説していました
読み取らない1000円札を読み取りやすくする方法も紹介
今までやっていた対処法は全く意味がない?
1000円札が戻ってきてしまった場合の対処法
・お札の向きを変えたり裏返したりする
・お札のシワを伸ばす
・お札に折り目を付ける
などが一般の人がやる行動ですがこれらはすべて意味がないとのことです
・どうして1000円札を読み取れないのか?
今回1000円札が戻ってきてしまう理由について解説してくれるのは自動販売機の中にあるお札を識別する装置を作っている株式会社日本コンラックス
1000円札が戻ってきてしまうのは流通するにしたがって人の手の脂や汚れがお札についてしまい紙幣識別装置のセンサーが反応しなくなってしまうとのことでした
色々なシワや折り目には対応できるようにセンサーは改良しているのでお札を伸ばしたり折り目をつけても全く無駄だったんですね
・センサーはお札をどうやって識別してる?
自動販売機の識別センサーはお札の
色・模様・透かし・長さ・磁気の5項目をチェックしています
手の脂などが付着してしまうと色や模様・透かしなどを識別できなくて戻ってしまうとのことでした
特に1000円札はお釣りで使われることが多く人の手の脂が蓄積しやすく識別しにくいそうです
自動販売機にどうやって入れれば認識してくれるかを実験
自動販売機に入れても戻ってきてしまう場合は乾いた布などでお札を拭き取り脂や汚れを落としてあげると入りやすくなるとのこと
番組では認識されないお札を丁寧に乾いた布で拭き取り自動販売機に入れる実験をしていました
一度戻ってきたお札を拭いて認識される確率は約40%ほどでした
拭いても入らないお札は長さが極端に変わってしまってるとのこと
お札は紙でできているため伸縮性があり、洗濯機などで回してしまったり濡れてしまうと伸びたり縮んだりする可能性があるそうです
番組で実際に入らなかったお札を比べたところ長さが2mmほど短かったです
まとめ
自動販売機でお札が認識されるかどうかの差は手の脂で汚れたり濡れてサイズが変わってしまってるかどうかでした
見えない汚れでも認識してもらえないのも驚きましたがお札のサイズが濡れると変わってしまうというのは驚愕でした
戻ってきてしまったお札はダメもとでハンカチなので拭いて試すか他のお札に取り替えるしかありませんね
伸ばしたり折り目をつけている人を見かけたら今回の雑学を教えてあげましょう