7月12日に放送された「この差って何ですか?」にて
普通の主婦とプロの中華料理人が作る料理の差について紹介していました
今回 味の違いを比べるのはギョーザとマーボー豆腐の2品
同じ具材で同じ調理道具を使っても美味しさに差が出てしまうのは作り方に問題があったんです
一般的な作り方とプロの中華料理人の作り方を比較してその原因を徹底調査!
家庭でも美味しいギョーザとマーボー豆腐が作れる秘訣を大公開!
ギョーザのタネの作り方 混ぜ方ひとつで全然違う?
まずはギョーザから比較していきましょう
・ギョーザのタネの作り方の違い
普通の主婦のギョーザのつくり方は
豚のひき肉をキャベツと混ぜてニンニク・しょうがで味付けというもの
ほとんどの人が同じように作りますよね?というか他に違う作り方があるの?と言いたくなります
しかしプロの中華料理人はギョーザのタネの作り方から違っていました
まずはひき肉だけをボウルに入れてひたすらこねます。普通の作り方では肉と野菜を入れ味付けをして同時にこねますがこれは絶対にやっちゃダメとのことでした
キャベツや調味料を入れてはいけない理由はキャベツの水分にありました
・混ぜる順番と野菜の隠し味が秘訣
ひき肉にキャベツを入れてこねるとキャベツから水分が出てしまうので調味料をいくら入れてもひき肉に味がつかないのです
ひき肉だけをこねて味付けをすると水分がないのでしっかりと味がつくんですね
ピンク色になるまでひき肉をしっかりとこねたら塩・こしょう・しょうが・醤油・オイスターソースを加えてひき肉としっかり混ぜます
そしてキャベツを入れる前にプロの中華料理人は隠し味でトマトを入れていました!
トマトの水分をお肉の中に足して吸わせておくと火を通した時に出てきてジューシーなギョーザになるとのことでした
細かくきざんだトマトをひき肉と混ぜ合わせて最後にキャベツとネギを加えたらようやくギョーザのタネが完成です
ギョーザの焼き方の差 焼きギョーザではなく蒸しギョーザのイメージ
ギョーザと言えば焼き方が命!普通の主婦とプロの中華料理人の差を比べてみましょう
普通の主婦の焼き方は油を引いたフライパンにギョーザを並べて片面に焼入れがついたら水を入れて蒸していきます
焼き方も誰もが同じ一般的な焼き方ですが美味しく焼くにはこの方法じゃダメとのこと
プロの中華料理人はフライパンにギョーザを並べるのですが油を使いませんでした
焼いて火を通したら肉になかなか火が通らないので蒸して火を通すのが先だとのこと
そうすることによってふっくらとジューシーになるそうです
そしてフライパンに並べたらお湯を入れて蒸します
水ではなくお湯を入れる理由は枠までに時間がかかってしまいギョーザの皮がベタベタになってしまうから
約5分ほど蒸していってギョーザに火が通ったら水分がない状態でサラダ油をいれて最後に焼き目をつけていきました
最後に焼き上げることによって外はカリっと中はジューシーになるんですね
ガスの火はムラがあるのでまんべんなくフライパンを動かして約1分ほど焼くのがコツとのこと
・ギョーザの焼き方の差のまとめ
普通の主婦が焼いてから水を入れて蒸していくのに対して
プロの中華料理人はお湯で蒸してから最後にギョーザを焼いていきます
マーボー豆腐の味の違いは豆腐にひと工夫加えるだけ
普通の主婦のマーボー豆腐の作り方は
ひき肉を炒めて豆板醤・テンメンジャン・にんにくで味付け
そして豆腐を食べやすいサイズに切って入れて水溶き片栗粉を入れたら完成です
プロの中華料理人は主婦とほとんど同じ作り方でしたが1カ所だけ大きな違いが・・・
それは豆腐を茹でるということ
ひき肉などと混ぜ合わせる前に豆腐を鍋で茹でるんです
豆腐を茹でることによって弾力が出て豆腐が崩れにくくなるとのことでした
豆腐が崩れると水分が出てきてしまいタレが薄まってしまうので茹でて欲しいと語っていました
茹で時間は約5分ほどで良いそうですよ
まとめ
実際に番組ではプロの中華料理人が作った料理を食べていました
味の違いは歴然。「あれだけ違ったら一手間や二手間やったほうが良い」との感想でした
豆腐を茹でるのもギョーザのタネの作り方、そして焼き方もほんのちょっとの工夫です
ギョーザとマーボー豆腐を作る際にはプロの中華料理人の作り方をぜひお試しあれ!