7月26日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
砂漠に半年だけ出現するみずたまりに魚が生息している驚愕の事実について紹介していました
ブラジルのレンソイス・マラニャンセス国立公園
東京23区2.5個分の広大な砂漠でどこまでも続く真っ白な砂が一面に広がる魅力の絶景ポイント
この砂漠には雨季と乾季があり7月~12月は乾季で一面が砂の世界なのに対して、1月~6月の雨季になると砂漠には巨大な水たまりが現れるようになります
1年の半分は干上がっている水たまりには何と魚が生息しているのです!
林先生も知らなかった今回の知識、どういうことなのかを解説します
林修先生が砂漠にできる水たまりに魚が生息理由を考察
砂漠にできる半年で干上がってしまう砂漠にはたくさんの魚が生息していました
林先生の推測は雨と一緒に魚が降ってくるのではないかというものでした
日本でも数年前にオタマジャクシが空から降ってきたというニュースが話題になったので、その現象と同じことではないかと予想したんですね
林修先生 「上昇気流かなんかに乗っちゃって巻き上がってそれが降ってきてあそこに落ちるものが育つんじゃないかと思ったんですけど・・・」
この推測は全く違うということで番組出演者からいじられてしまった林修先生(笑)
砂漠に生息する大量の魚・・・奇跡のサイクルが起きていた
林修先生が知らなかった今回の砂漠に生息する魚、一体どのように現れたのでしょうか?
・魚はどこからやってきたのか?
まずは魚が砂漠にできる水たまりにどのようにやってきたのかを説明
元々の起源として考えれるのは鳥が運んできたという説が有力だそうです
砂漠は違う環境から水鳥の脚や羽に魚の卵がくっついて運ばれたと考えられています
鳥に付着した卵が水たまりに落ちて魚が生息するようになったんですね、元々は違う場所に生息する魚だそうです
・乾季でほぼ全滅するのに毎年大量に魚がいる理由
乾季になると水たまりは干上がって魚はほぼ全滅してしまいます。それでも毎年ちゃんと大量に魚がいるのは不思議ですね
まさか毎年 鳥が大量に魚の卵を運んでくる?実はそこにはもう1つ生命の神秘がありました
それは魚の「耐久卵(たいきゅうらん)」が原因でした
乾燥に耐える卵で乾季を少ない成分で乗り越えるそうです。魚のような脊椎動物では耐久卵を持つ種類は珍しいとのことでした
砂漠の下には地下水脈が流れていて砂が常に湿っている状態。そのわずかな水分で換気を乗り越えられるのが耐久卵
水たまりがあるうちに魚が卵を産み乾季になると卵は湿った砂の中で半年を過ごします
そして水たまりができる季節に孵化してまた魚が現れるのです
まとめ
鳥が偶然運んだ水たまりで産まれて、半年で自分の命と引き換えに卵を残すことによって砂漠の水たまりに毎年大量の魚が生息する奇跡が起きるんですね
綺麗な白い砂の砂漠に水たまりが現れて魚も生息してるなんて神秘的で感動しました