8月9日に放送の「この差って何ですか?」にて
普通の主婦が作ったナポリタンとプロが作ったナポリタンの作り方の差について解説していました
普通の主婦と老舗洋食店の料理長が同じ条件でナポリタンを作ってもらい調理方法や味にどれほど差が出るかを実験
もちろん料理長のナポリタンが格段に美味しく出来上がるのですが特別な技術は一切必要ありませんでした
調理長の工夫が施されたナポリタンの作り方を覚えればより美味しく作れるようになりますよ!
ひと手間を加えるだけでナポリタンの味が格段に美味しくなる!!
今回ナポリタンを作ってくれるのは主婦歴6年で毎日料理を作っている女性と創業120年の老舗洋食店の6代目料理長
2人には同じ食材・家庭用コンロ&キッチン用具で調理してもらいました
しかし2人の調理方法には大きな差があり味にも大きな差が出てしまう結果となりました
パスタ茹で方の差
沸騰したお湯に塩を入れて1.4mmのパスタを茹でる。これは主婦の調理法ですが一般的には同じ作り方ですよね
対して調理長は1.8mmの太麺のパスタを使用していました
ナポリタンの場合は太目の麺を使うとモチモチしてより美味しくなるそうです
そしてパスタを茹でていくかと思いきや料理長は1日前に茹でて冷蔵庫で寝かせておいたパスタを使用していました
茹でたパスタをひと晩寝かせることによって水分が中まで浸透してソースとの絡みが良くなるとのこと
パスタの主原料は小麦粉でパスタを茹でる事によって小麦粉の間に水分が入るのですが
茹でたパスタをひと晩寝かせるとパスタの周りの水分が中に染み込んでパスタの水分量が増えるのです
ソースと絡めた時に浸透圧によってソースの旨味成分がパスタに浸透しやすくなるとの事でした
1日たったら麺が伸びたりくっついたりするのでは?
事前に麺を茹でておく手間は美味しいパスタを作るために頑張れそうですが茹でたままの麺は時間が経つと美味しくなくなりそうです
もちろん茹でたパスタをそのままにしておけば伸びたり麺がくっついたりしてしまいます
ですので氷水なので冷やして麺を伸びないようにして、サラダ油を加えて麺をくっつかないようにする事が必要だそう
手間ですがひと晩寝かせたパスタはモチモチ感とソースの浸透具合が別格らしいので必ずやるようにしましょう
ケチャップを入れるタイミング
具材を炒めて茹でたパスタを入れたら最後にケチャップで味付けするのが一般的に主婦のつくり方
料理長は具材を炒めたらパスタを入れる前にケチャップを入れて味付けをしてしまいます
ナポリタンの甘味を引き出すためにケチャップを麺より先に入れて加熱することが重要となるそうです
麺の後にケチャップを入れるのは酸味がとばないので厳禁だと語っていました
ケチャップの量は一人前あたり大さじ6杯が目安。具材とケチャップを1分半炒めて酸味をとばしたらパスタを入れて炒めていきます
隠し味を入れることによってよりまろやかな味に
最後に調理長は隠し味にどこの家庭にもあるものを入れていました
それは牛乳です、牛乳を1人前あたり大さじ1杯半を入れることによってナポリタンの味がまろやかになるそうです
まとめ
最後にお互いのナポリタンを試食しましたが主婦は料理長のナポリタンを大絶賛
モチモチ感が全く違っていてソースの味が染み込んでいて美味しさは別格とのことでした
見た目もプロの料理長が作ったナポリタンは太麺にソースが絡まっていて麺の色合いも濃くなっていました
ゆで方とケチャップの入れるタイミングだけで別格の味が家庭でも作れる・・・ぜひみなさんも試してみてください