8月9日に放送の「この差って何ですか?」にて
非常口の看板は緑色で火災報知機の色が赤色になっている理由について解説していました
火災報知機と非常口はどちらも緊急時に見るものです。しかし色は赤と緑でしっかりと使い分けられています
この色の使い分けは適当にやっているわけではなくちゃんと理由があるんです
実際に色の使い分けによって効果があるのかを番組が実験をしていました
同じ非常事態に見るものでも赤と緑で使い分ける理由
同じ非常時に見るものなのにどうして色が違うのか?
その理由は 緑は落ち着かせるために、赤は目立たせるために使っているとのことでした
火災報知機に使われている赤色は遠くから目立ちやすく気づいたらすぐに押しやすいようになっています
一方の非常口は目立ちやすくする必要もあるのですが、赤色は興奮色で逃げ出すときにパニックになってしまう危険があるそうです
そこで人を落ち着かせる効果がある緑色を非常口には採用しているそうです
赤色は興奮させ緑色は人を落ち着かせる効果があるのかを実験
赤色と緑色のそれぞれの効果は知ってる人も多いですが実際に色によってそれほど効果がでるものなのでしょうか?
番組では赤色は人を興奮させて緑色は人を落ち着かせる効果があるのかを実験していました
オーディションという設定で緑色の部屋と赤色の部屋を用意
基本は室内で待つのですがトイレや水を飲むための退室は可能というルールでした
実験だとは知らせずに子供たちをそれぞれ6人づつ部屋に待機させた時にどのような行動を取るのかを30分間観察していました
・緑色の部屋の場合
緑の部屋の子供たちは5分経っても10分経っても誰も退室しないで部屋でおとなしくしていました
25分経過してようやくトイレのために退室、1人が行くなら自分もという感じで結局は全員がトイレのために退室していましたが
その行動はゆっくりとしたもので待機してる間ははしゃぐことなく大人しいものでした
・赤色の部屋の場合
開始から5分後には1人がトイレに行き続いて2人、3人と子供が退室
10分後には室内で走り出す子供が出始め、椅子に座らずに床で寝転がり出す子供も・・・大きな声を出して移動時は走り回って落ち着きがない状態でした
20分も経過すると全員席を立ち机の下に潜り込んだりして落ち着かない様子、そして全員部屋の外へ出るなどの行動をしていました
実験の結果は一目瞭然ですね。たった30分でもこのような差が生まれるのには驚きました
火災報知機と非常口の色を分けているのにも納得です
まとめ
赤い部屋の子供たちは興奮したり会話が弾んだりしていましたが、この効果を利用して会議室を真っ赤にする企業もあるそうです
議論が白熱して良い意見が出やすくなるという効果があると考えているそうです
色が人にもたらす効果というのはバカにできないものでした
今回の実験の結果を見てもし子供を育てるときには子供の部屋は緑色にしたいと思いましたね(笑)
それほど緑と赤の部屋とでは差が歴然と出ていました