8月17日に放送の「この差って何ですか?」にて
アルミホイルの光沢の有無は表と裏もなくどちらを使っても良いという雑学について解説していました
料理の時に欠かせないキッチンアイテムと言えばアルミホイル
おにぎりを包む時やボイルすると気になんかはよく使われるアルミホイルですが、ここでふと疑問に思うことが・・・
アルミホイルには光っている面と光っていない面がありますが一体どのような違いがあるのでしょうか?
番組ではアルミホイルについてくわしく調査、するとアルミホイルの光沢のには意外な理由があったんです
アルミホイルに表も裏もない!光沢があっても質に差はない!
今回アルミホイルについて解説してくれるのは日本で初めて家庭用アルミホイルを発売した東洋アルミエコープロダクツの中根さん
アルミホイルに光っている部分と光っていない部分の差は・・・・何もない でした
光沢の有り無しには全く差がないとのこと、一体どういうことなのでしょうか?
・差がないのに光沢がある部分とない部分があるのはどうして?
品質に差がないのにどうして光沢の有無がでてしまうのか?その答えはアルミホイルの製造工程をみればわかります
アルミホイルの原型は厚さ0.3mmのアルミニウムの板。その板を機械に通して薄く伸ばしていきます
巨大なローラーで4回ほど押しつぶされたアルミニウムの板の厚みは10分の1以下になります。この時にはアルミホイルは両面とも光沢がある状態です
光沢の差がでるのは最後の工程、両面に光沢のあるアルミホイルを2枚重ねてローラーで伸ばします。1枚では薄くするのは限界があるため2枚重ねてさらに薄くするのです
・2枚重ねて薄くのばしたアルミホイルの内側は・・・
1枚だけだと薄くする限界になってしまうので2枚重ねてローラーで薄くしたアルミホイルの厚さは0.011mmまで薄くなります
ローラーで潰されたアルミホイルは外側の面は光沢があるままなのですがめくってみると・・・内側の面は光沢がなくなっているのです
やわらかいアルミ同士が接しているところに圧力がかかるとアルミの表面同士がつぶされて歪みが生じます。すると元々あった光沢がなくなるのです
・アルミホイルはどちらが表でどちらが裏?
光沢の有無が出来る理由はわかりましたが光沢のある方とない方どちらが表になるのでしょうか?アルミホイルを利用するときに正しい表と裏を知っていると役立ちそうですが・・・
実はアルミホイルには表と裏というものはないそうです。製造工程の過程で差が出るものなのでどちらを使ってもかまわないとのことでした
まとめ
おにぎりを包む時は光沢のない方で、魚を焼くときは光沢のある方を利用していましたがどちらを使ってもいいとのことで大変おどろきましたね
今の技術なら1枚のまま薄くすることも出来て両面とも光沢のあるアルミホイルができそうですが、生産コストのことを考えると2枚を重ねて圧力をかけるしかないのかなー
個人的には両面とも光沢がある方がお得と感じるので作ってもらいたいと思いました(笑)