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【林先生が驚く初耳学】新国立競技場のデザイン白紙騒動のように100年以上前に東京駅のデザインでも白紙になるひと悶着があった!

8月16日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて

 

新国立競技場のデザイン変更のように東京駅も外国人のデザインを1度白紙にしていたという事実について解説していました

 

 

 

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東京オリンピックで使用する新国立競技場のデザイン変更問題

 

実は同じようなひと悶着が101年前に東京駅であったんです

 

外国人の東京駅のデザインを白紙にしたその理由とは?

 

 

 

東京駅の基本情報について

 

 

 

 

 

東京駅ができたのは大正3年(1914年)の事

 

現在の貨幣価値で80億円の総工費をかけた国のビッグプロジェクトでした

 

デザイン・設計をしたのは日本銀行本店を手がけた建築家の辰野金吾

 

辰野金吾がデザインしたレンガ造りの東京駅は日本の近代化の象徴とされて2003年には国の重要文化財にもなっています

 

 

 

 

 

東京駅の候補地には実は銀座も挙がっていたそうですが建物が並んでいてスペースがなかったため、当時は原っぱだった丸の内に決定

 

東京の2大パワースポットとされている高尾山・皇居。その2つを直線で結んだ時の延長上にある丸の内にパワーを受けるために東京駅を建てた何て都市伝説もあるとのこと

 

 

 

 

 

・東京駅は23番ホームまであるけど在来線に11~13番線までがない

 

 

 

 

11番は回送専用のためホームが無く

 

12、13番は新幹線の増設で潰されてしまったそうです

 

 

 

 

 

 

外国人のデザインした東京駅を白紙にした理由

 

 

 

 

 

東京駅の基本情報の解説のあとは肝心の東京駅のデザイン白紙問題について解説です

 

 

外国人のデザインしたものを白紙にしたと言えば・・・そう!新国立競技場ですね(笑)

 

100年以上前にもデザインをめぐったひと悶着が東京駅でも起きていました

 

 

 

 

・外国人がデザインした「和風の東京駅」は却下に・・・

 

 

 

 

1898年の明治時代の日本は西洋化を進めていました。脱亜入欧を目標に掲げていたのですね

 

 

日本が特に力を入れていたのは鉄道の整備。世界一の鉄道技術を持っていたドイツからトップ技師のフランツ・バルツァーを日本に招きます。この人こそ1番最初の東京駅のデザインをした人です

 

 

 

 

 

今の東京駅が80億円の予算で作られたのに対して最初のデザインは12億円ほど。そしてデザインは日本のお城をモチーフとした伝統的な建築様式を駅舎に使うものでした

 

 

それは西洋の建物が無秩序に建てられて西洋化していた日本に一石を投じようとしたデザインでしたがヨーロッパ崇拝の当時の日本では受け入れられず白紙になってしまいました

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

 

トイツ人がデザインした和風の東京駅が却下になり、日本人がデザインした西洋風の建築が採用されたというのは皮肉な感じがしますね

 

 

和風の東京駅もTHE・日本って感じで良かったですが今のレンガ造りの東京駅の方がやっぱり良いと個人的には思います

 

 

新国立競技場も100年後の人たちには「そんな事あったんだー」なんて簡単に流されて終わるのかと思うと少し悲しくなりましたね(笑)