8月16日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
水を弾かなくなった傘を復活させる裏技について解説していました
ずっと使っている傘は水を弾かなくなって雨が布に染み込んでしまい、傘の水切れが悪くなってしまいますよね
しかしそんな傘を家庭にある家電製品で簡単に復活出来るとのこと
林修先生も知らなかった水を弾かなくなった傘を復活させる裏技とは?
ビニール傘に書かれている「APO」の意味も解説します
ドライヤーを当てるだけの簡単作業で傘の水の弾きが復活
傘の表面が新品同様に復活する裏ワザを見た林先生は「これは楽しい問題ですね」と驚いていました
林先生が楽しいと言った裏ワザは・・・ドライヤーの温風を傘の表面にかけるというものでした
温風をかける前とかけた後の傘の水の弾き方を比較すると月とスッポン!本当に新品のように水を弾いていました
・どうして温風で水を弾くようになるのか?
布製の傘には薄い撥水膜が施されていて雨などの水滴がついた場合は水滴が丸くなってよく弾くようになっているそうです
傘の表面は一見すると何もないように見えますが、撥水加工によって分子レベルの薄い撥水膜があるんです
その効果により水は表面張力で丸くなり生地には染み込まない仕組みになっています
この撥水加工は長年使用すると薄い膜の分子が崩れてしまい水は生地に染み込んでしまうようになります
そこにドライヤーの温風をかけることによってバラバラになっていた分子が並び直して撥水効果が復活し、新品同様の傘のように水を弾くようになるんです
ビニール傘に書かれている「APO」はブランド名ではない
コンビニでよく見かける「APO」と書かれたビニール傘
これ実は「APO」というブランドではなく「A=Amorphous(非晶質) PO=Polyolefin(ポリオレフィン)」の略を足したものだそうです
林先生いわく、非晶質に関して分子の話をするとめちゃくちゃ楽しいらしいのですが、簡単に言うと燃やしても有毒ガスが出ない物質ということらしいです
ちなみにAPOの読み方は「アポ」ではなく「エーピーオー」と読むのが正しいですので気をつけるようにしましょう
まとめ
傘の復活方法は誰かに話したくなるような情報でしたね。自分は早速自宅にある傘に温風をかけて起きました
次に雨が降ったらどんな感じになるのか楽しみですね
あとAPOの傘についても誰かに話したいなー(笑)