8月16日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
星野リゾートが採用条件に禁煙が前提の理由について解説していました
世界に認められておもてなしでリピート率は業界トップクラスの星野リゾート
就職希望者が殺到する星野リゾートの採用試験では「喫煙をしないこと」が前提条件となるそうです
最高のサービスをお客様に提供するのには喫煙者ではダメな理由を番組では解説していました
星野リゾートの極上のおもてなし
全国34ヶ所で旅館やホテルを運営する星野リゾート
中でも「星のや京都」は最も権威のあるアメリカの観光雑誌「コンデスト・トラベラー」で世界のトップ8入りもしたほどです
世界から評価させる「星のや京都」が世界から評価される極上のサービス・・・それは非日常を提供することにあります
・宿に行くまでに渡し舟に乗らないといけない
渡し舟で渡ることによって日常と離れた空間に行く演出、素晴らしいですね
入口まで船で送迎されて従業員がお出迎えなんてまるで竜宮城にでも来た気分になるんではないでしょうか?
・部屋にはテレビや時計がない
宿には必ずあるテレビや時計も部屋には用意せずに非日常を提供しているそうです
現代人には不便に感じるかもしれませんが時間を忘れて景色や自然の音などを楽しめるようにするためなんですね
利用者からは大好評のサービスの数々ですがサービス提供に力を入れている星野リゾートでは従業員に喫煙者は一人もいないんです
喫煙者がいると最高のサービスを提供できないとする星野リゾートの考え方を続いて解説していきます
禁煙が絶対条件の採用試験 その理由とは?
星野リゾートでは禁煙を誓わないと絶対に入社することができません
現在ほど禁煙への意識が高くなかった13年前から行われているそうで、従業員の禁煙はホテル従業員に大切なおもてなしに大きく関わっているとのこと
・喫煙する時間をおもてなしする時間に
1時間に1本タバコを吸うと考えると勤務中には5回ほどタバコを吸うための時間が必要となります
1回の喫煙に7分かかると計算して1日35分間のロスとなるわけです
ホテル従業員の仕事は客前が基本、おもてなしの時間を喫煙をするために裏に行ってしまう時間になるのは非効率だという考えだそうです
・喫煙する場所を有効利用
従業員のための喫煙スペースを確保するのであれば客の共有スペースに利用したほうが良いとも考えているそうです
喫煙に費やす時間と空間を客のおもてなしに還元しているんですね
まとめ
徹底した従業員のおもてなしの心が世界に認められるホテルへと躍進させたんですね
勤務中にタバコを吸わないとしても従業員のための喫煙スペースを確保しなければいけないし、休憩中でもタバコを吸うと臭いが衣服についてしまうのも客商売では問題です
しかし禁煙するのが採用条件とは思い切ったことをするもんだと驚きました