8月23日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
水中で作業することのできるショベルカーについて紹介していました
橋の土台を作ったり防波堤工事など水中での基礎工事、最近では水の中で動くショベルカーが活躍しているという事実をご存知ですか?
潜水士が手作業でやっていた基礎工事をショベルカーを使うことによって、水中での基礎工事が約10倍早くなったとのこと
水中で作業が出来るショベルカー、その名も「水中バックホウ」について詳しく解説します
水中で動くショベルカー!動力や仕組み、重機の値段などを徹底解説
ショベルカーといえば重い岩を運ぶ陸上専用の重機、そのショベルカーがどのように水中で動くことが出来るのか・・・番組では水中で作業することのできる「水中バックホウ」について詳しく解説していました
・水中でショベルカーを使うことによって効率が10倍に!
水中で人が運ぶことの出来ない岩は以前は船から吊るして移動させていましたが、水中で作業が出来る「水中バックホウ」の登場によって10倍の効率で作業ができるようになりました
潜水士の免許とショベルカーの免許の両方が必要となるそうで、水中でも陸上と変わらない動きが出来るとのこと
・どうして水中で動くことが出来るのか?
陸上ではディーゼルエンジンで油圧を駆動して動かしますが、「水中バックホウ」は船の上の発電機から電気をもらって水中モーターで動いています
動力を船の上の発電機から取ることによって、大きなショベルカーのような重機を水中で動かすことに成功。重さ2t以上の岩も楽々運べるほどのパワーがあるそうです
・水中用の様々な工夫
水中で活躍できるように「水中バックホウ」には陸上のショベルカーにはない様々な工夫がされています
・ショベルの部分
よく見てみるとショベルの部分は網状になっています
普通のショベルですと水の抵抗がかかるので網状にすることによって水の抵抗を減らし
作業効率を上げているんです
・大型プロペラ
運転席の横には換気扇のような巨大なプロペラがついています
これは作業中に海が濁り視界が悪くならないように水の流れを作っているんです
・「水中バックホウ」の価格は通常のショベルカーの6倍以上!
陸上のショベルカーがおよそ1500万円なのに対して、「水中バックホウ」の価格は約1億円とのこと
それでも作業を機械化することによって大幅に人件費を削減できるので日本全国の様々な懐中基礎工事で利用されているそうです
まとめ
人が手作業でやっていたものをショベルカーを水中に入れるという豪快なアイデアで作業時間を10倍も短縮させることに成功とは驚きました
今までの常識を覆すのは画期的かつ豪快なアイデアなんですねー