8月30日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
育った環境によってアジの味に大きく変化するという雑学について解説してりました
日本全国でとれる大衆魚のアジ。地域によって脂のノリ・大きさがまったく違うものとなります
特に差がでる大分県と三重県の近海でとれる味を林修先生が食べ比べて味の違いとその味の違いの理由を答えていました
産地が違えば味が変わるということでトマトについても産地での差があるという雑学も解説!
育った環境によって味が全く違うアジになる!!
三重県と大分県でそれぞれとれるアジの違い、その理由を林先生が解説!!
・大分県でとれるアジは身が引き締まっている
大分県産は「関アジ」というブランドになっていて身が引き締まっているのが特徴です
瀬戸内海と太平洋がぶつかるため潮流の速い海域になっているんですね
その潮流の流れに逆らって泳ぐアジは筋肉質になり身が引き締まるそうです
刺身やマリネで食べると美味しく食べれるとのことでした
・三重県でとれるアジは脂がのっている
一方の三重県の海は太平洋の穏やかな場所で生息しています
ゆったりと泳いでいるため脂がのっているんです
脂がのっているアジは焼くと旨みが出るため焼き魚にして食べるのがオススメとのことでした
潮流の流れが速いと身が引き締まるアジになるのですが、魚だけでなく野菜も厳しい環境で育てると味が全然変わることもあるんです
厳しい環境で育てるほど甘くなるトマト
熊本県八代で作られたトマトは他の産地のトマトと比べると特別に甘いそうです
トマトジュースにしてその甘さを比較してみると普通のトマトジュースの糖度が5.3なのに対して、特別甘い熊本県八代で作られたトマトジュースは10.8と2倍以上!
マンゴーに匹敵するほどの甘さになっているんです!
・甘さを引き出すために厳しい環境でトマトを育てる
熊本県八代で育ったトマトが甘くなる理由は育てる土に関係します
元々海だった場所を干拓した土地なので土壌は特別塩分濃度が高くなっています
土に含まれる塩分が高いと根が傷むなど栽培には不向きなのですが、トマトは過酷な環境に置かれると子孫を残そうと栄養を枝や葉っぱには送らずに果実に注ぐそうです
だから通常のトマトより甘いトマトとなるんですね
まとめ
アジもトマトも環境を厳しくすると味が変わって美味しくなる事があるという今回の雑学
人間も多少は厳しい環境に身を置いたほうが味のある人間になるかもしれませんね(笑)