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【林先生が驚く初耳学】世界遺産登録を取り消されても街に橋を建設したドイツのドレスデン 登録抹消された後の街のその後は・・・

9月20日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて

 

 世界でたったひとつ世界遺産登録を取り消されたドイツの街について解説していました

 

 

地球の歩き方 A14 ドイツ 2015-2016 【分冊】 4 ベルリンとゲーテ街道/ドレスデンと周辺

 

 

 

現在世界には世界遺産が1031件あり各国では世界遺産登録のアピール活動をしていますが、ドイツには世界にたったひとつだけ世界文化遺産登録を取り消された街があるとのこと

 

 

世界文化遺産の登録を取り消されても建設したかった橋があるそうですが、そこまでして建てたかった理由とは?そして世界文化遺産登録を取り消されてどのような変化が起きたのか?

 

林先生も初耳の世界遺産が取り消されてしまった理由について番組では詳しく解説していました

 

 

たった1つの建造物で世界遺産を取り消しに・・・

 

 

 

 

 

 

世界で唯一 世界遺産を取り消されたのはドイツのドレスデンという街

 

 

中性を思わす美しい街並みと街中を流れる約20kのエルベ川との景色の調和、日本でも有名な高級磁器ブランド「マイセン」の繁栄に役立ったのがこのエルベ川でした

 

 

世界文化遺産に登録された2004年から観光客も増加。そんな順風満帆なドレスデンが2009年に世界文化遺産を取り消されたのはたったひとつの建造物でした

 

 

 

 

 

 

・世界遺産を取り消されても建てたい橋

 

 

 

 

 

全長635mのヴァルトシュロッセン橋。このひとつ橋がエルベ川の景観を損ねたとして2009年に世界文化遺産登録を抹消されてしまいました

 

 

世界遺産を管理するユネスコは景観の変化を基本的には認めていません。一度登録された世界遺産はその景観を守らなければいけないんです

 

 

 

景観を守るために不便なケースが起こることは日本でもあり景観を損ねるお土産店のポスターは禁止、自分の土地の木を切るのにも市の許可が必要なんて事もあるそうです

 

 

 

 

 

 

世界遺産登録が取り消されてもこのヴァルトシュロッセン橋を建設したのは住人の切実な願いがありました。橋の南側は住宅街で北は工場が多くある場所になっていて、この橋がない時には2kmほど離れた橋まで遠回りしなければいけなく不便だったそうです

 

 

橋の建設の住民投票では賛成67.9%・反対32.1%となり住民は世界遺産登録を取り消されるのを覚悟で賛成に投票したのです

 

 

 

 

 

 

世界遺産登録を取り消された街のその後は・・・

 

 

 

 

 

ヴァルトシュロッセン橋を建設して住民の生活は便利になり大満足

 

 

トラックドライバーは「1日この川を10往復するんだぜ?この橋が出来てから給料が大幅アップさ!世界遺産かどうかなんて僕には関係ないね」と語っていました

 

 

文化遺産かどうかよりも自分たちの生活が便利になったほうがいいという考え、実際に街で暮らす人はそう思っても不思議ではないですよね

 

 

そして肝心の観光客ですが世界遺産登録抹消された2009年の後も増加。ドレスデンは世界文化遺産を取り消された街として唯一無二の観光地になっているとのことでした

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

 

 

世界遺産登録を取り消されてもいいから住民が便利に暮らせる街に・・・日本だけでなく世界でもこのような判断をできるのは逆に素晴らしいことかもしれません

 

 

橋が出来たことで住民たちは暮らしやすくなり世界遺産登録を抹消されたことで逆に有名となって観光客も増え続けているとのことで最高の形に収まって良かったですね