9月27日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
電磁波を発生するものが全て禁止されているアメリカの街があるという事実について解説していました
携帯電話、タブレットと現代ではほとんどの人が使用している便利アイテム
アメリカのとある田舎町では電波をだすあらゆる家電が禁止されいるそうです。携帯電話は圏外でネット機器も使えない・・・現代の情報社会では致命的な問題ですよね?
なぜ街では電磁波を発生させるものが使えないのか?そしてそんな街に好んで移住してくる人がいる理由について番組では詳しく解説していました
電磁波を出すものは厳禁!番組スタッフがワイヤレスマイクのスイッチを入れると・・・
番組では実際に電波を出す家電を使えないアメリカの街に取材をしていました
そこでワイヤレスマイクを使用したところ5分ほどで車がやってきて屈強な男が登場!街中の電波を取り締まる電波パトロール隊にワイヤレスマイクの電波が探知されて厳重注意をされていまいました
・街で禁止されているものは生活に必要なものばかり
大都会ニューヨークから車で8時間。携帯電話の使用が禁止されているのはウエストバージニア州にあるグリーンバンクという人口約150人の小さな田舎町
街中には電波・電磁波の発生を禁止する看板・・・電子レンジも鉄の箱に入れて電磁波が外にもれないようにしないと使用することはできないという厳戒態勢なんです
エンジンをかける際にプラムから電磁波が発生するのでガソリン車も禁止されていて、点火プラグのないディーゼル車のみ乗ることができるそうです
デジタルカメラも電磁波を出すので使用禁止、フィルムで撮影するカメラでなければだめなんだそう
パトロールしてまで携帯電話などの電波を発する機器が使えない理由・・・それはこの街にある物が存在しているからでした
世界最大級のある物がこの街に!電磁波を出すものが使えないこの街が好きで移住する人も
街中で電磁波を出す家電を使ってはいけない理由、それは世界最大級の電波望遠鏡が存在しているからでした
何万光年離れた星の誕生を探知したり、目では見えないブラックホールの研究。今年の7月には地球外生命体を探すプロジェクトが始動するなど大活躍の電波望遠鏡
その名もグリーンバンク電波望遠鏡 高さ約150m、パラボラ幅約100mもある可動式としては世界最大の電波望遠鏡がこの街にはあるんです
・なぜ電波を出す家電が禁止なのか?
電波を使って宇宙を観測するグリーンバンク電波望遠鏡
1958年から国指定の電波規制地区のグリーンバンクはアメリカ宇宙観測の一大拠点で観測の妨害となるので電波をはじめとする電磁波が厳しく規制されているというわけなのです
・先進国アメリカが抱える意外な健康問題
電波を使えない街グリーンバンクは宇宙観測以外でも注目が集まっているそうです。電波を厳重に規制している街にあえて移住する人もいるとのことでした
その理由は電磁波過敏症、電磁波を浴びると頭痛や吐き気、めまいなどの症状が出てしまうそうです
あらゆる電気製品から出る電磁波・・・携帯電話や電子レンジはもちろん人によっては蛍光灯でも体調を崩してしまうという問題があるのですが、今は正式な病気としては認めてられていないんです
因果関係はハッキリしませんが電波のないグリーンバンクで症状が改善した人が多くいるとのこと、電波を使えないということで不便そうですが現代のアメリカ社会では移住してくる人もいるんですね
まとめ
電磁波を出す家電や便利アイテムが使えない街、その理由は巨大な電波望遠鏡があるためでした
ネットも電子レンジも使えない街なんて現代人には考えられないほど不便な街で生活するなんて耐えられないと思いますが、そんな街だからこそ住みたい人がいるのは驚きですね
更なる宇宙の研究、そして電磁波過敏症の人のためにも電磁波を使用することができない街も必要不可欠という雑学でした