10月25日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
卵焼きにはダシではなく水を入れたほうが美味しいという雑学について紹介していました
家庭料理やお弁当の定番とも言える卵焼きですがダシよりも水を入れたほうが美味しくなるというのはご存知ですか?
卵焼きにはダシ、イワシやサバの臭みには生姜を絞って入れるというのは大間違いだとプロの料理人は語ります
林先生も知らなかった日本の家庭料理の間違いだらけの調理方法は初耳のことだらけ。プロの料理人が教える水入りたまご焼きに芸能人たちも驚愕していました
家庭料理の常識は間違いだらけ!?プロの料理人がもの申す!
ミシュラン二つ星を獲得した「分とく山」の総料理長は最近の家庭料理は間違いだらけだと語ります
「料理の世界で当たり前とされている事が当たり前ではないことがある」
今までは当然のことだと思っていたけど実は間違いだった・・・卵焼きとイワシ・サバに生姜をかける習慣についてプロの料理人が大間違いだと注意していました
・昔の情報のまま未だに調理している
イワシの生姜煮・サバの生姜煮など今の季節にピッタリの料理ですが「イワシとサバの臭みは生姜を入れれば消える」というのは大間違いだとのこと
イワシやサバの下処理で臭みをとるために生姜を絞ってかける人も多いと思いますがこれは大間違い!現在のスーパーでは臭いイワシやサバは売っていないんです
冷蔵庫が出来る前、物流が良くない時代の話だそうです。物流がよくなり家庭でも冷蔵庫でしっかりと保存できる現代にはそぐわない調理方法だそうですよ
卵焼きには水を混ぜる!卵の旨味を最高に出すには水が1番!!
家庭で食べる卵焼き、ダシ入り卵焼きなんて最高に美味しいですが、プロの料理人はダシよりも卵には水を入れたほうが美味しいと語っていました
卵の中に水!?林先生も初耳で驚いた卵に水を入れるほうがダシを入れるより美味しくなる理由を番組では解説していました
・お弁当にはだし入り卵焼き、家庭で作りたてを食べるのなら水入り卵焼き
だし巻きたまごは冷めても美味しく食べるための料理でお弁当には向いていますが、作りたてを食べる家庭料理ではだしの味が強すぎてせっかくの卵の風合いが消えてしまうんです
せっかく出来たての卵焼きを美味しく食べれる家庭料理でだしを入れてしまうのはあえて不味くしてるのと一緒だとプロの料理人は語っていました
ここでプロの料理人の水入り玉子焼きの美味しい作り方を紹介
玉子3個に砂糖を大さじ1、薄口醤油を小さじ1を混ぜるのですが、この時に水を50ml一緒に入れてしまいます。水は卵の約3分の1くらいの量が適量とのこと
水をあえて入れる理由は卵だけだと固くなってしまい味がしないので水を入れて少し緩めてあげると味が出てくるそうです。適量の水を入れると卵の旨味・風味を引き出すことが出来るんです
水は食材の味や風味を舌に伝達する役割を持っていて、水分が少ないと味が感じづらいのですが適量の水を入れることで素材の味を感じやすくなるんですね
・芸能人たちも大絶賛!水入りたまご焼き
スタジオで実際に水入りたまご焼きを食べた芸能人たちは「美味しいです、卵の味がすごい」「好きな玉子焼きの味だ・・・」と大絶賛していました
あえて味付けを控えることで素材そのものを味わう、それこそが和食本来の卵焼きの味なんですね
まとめ
卵焼きにおいては卵が旨味、ダシは必要ないとプロの料理人は語っていました
卵焼きにはダシを入れるものと間違った調理法を信じすぎてしまっていましたね。お弁当などで冷めた卵焼きにはダシを使ったほうがいいですが作りたての卵焼きには水を入れて卵本来の旨味をだすように作りましょう