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【林先生が驚く初耳学】国産松茸が高級になってしまったのはプロパンガスが理由!しいたけより安かった国産松茸が高級食材になってしまった理由を林先生が解説!

11月1日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて

 

 

国産松茸が高級になってしまったのはプロパンガスが普及して生活が豊かになったからだと林先生が解説していました

 

 

 

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芳醇な香りが楽しめる秋には絶対に食べたくなる松茸。ですが松茸といえば高級品でなかなか手がだせないもの

 

 

国産松茸は150gで1万3000円もする高級品、しかし昔はしいたけの10分の1の値段で売られていたほど安い食材だったんです!

 

 

なぜ現代はここまで高級な食材となってしまったのかを林先生が詳しく解説していました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しいたけの10分の1の値段だった松茸が今現在では高級品となってしまった理由を林先生は以下のように語っていました

 

 

 

林修 「松茸の生態系をわかっていればある程度は説明できるかなと。高額になった一番大きい理由は松茸が採れるようになった地域にプロパンガスが利用できる状況になった」

 

 

   「もともと松茸って赤松の林しか生えない、しかも赤松の樹齢で言うと3、40年くらいのものから7、80年くらいのところまではいいんですけどそれを過ぎると育たなくなってしまう」

 

 

   「ちょっと変わったキノコでして若干乾いてて痩せた土のところがよく育つんですよ。昔は赤松の林を人々が日常生活で利用していたんです。例えば枝が落ちるだとか松の葉が落ちるのを燃料に使っていた」

 

 

   「ところがプロパンガスが普及すると?そういうものを拾ってきて燃料の代わりに使わなくていい。となるとそういうもの(枯葉・枯れ枝)が土にたまっていって腐葉化といって土が豊かになってくる」

 

 

   「普通の植物の育つ環境としてはいい状況なんですよ、でもそれは松茸にとっては非常に良くない状況になってしまったんで、結局便利になったんでプロパンガスが普及た⇒みんなが里山の手入れをやらなくなった。その結果として松茸が生育していたところが良くない環境に変わってしまって松茸が採れなくなって値段が上がった」

 

 

 

 

 

1950年代からプロパンガスの需要が急増し普及したことによって松茸が育つ赤松の林の枯れ枝・枯葉が使われずに手入れされない状況に。それが松茸が育つには非常に良くない状況になり松茸が高額な食材となってしまったとのこと

 

 

 

非常にわかりやすい林先生の解説にゲストたちも改めて林先生の知識、そして解説の上手さに感嘆の声をあげていました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生活が豊かになってしまったから高級食材になった国産松茸

 

 

芸人の千原ジュニアはこの松茸の状況を「貧しい国に強いボクサーが多いみたいな」と比喩していました。これに対して林先生は的確だと一言

 

 

しかし環境だけでしいたけの10分の1の値段だった国産松茸がこんなに高級食材になるなんて驚きですね。時代の変化によって価値観が大きく変わってしまうという面白い雑学でした