【林先生が驚く初耳学】「下の下」と呼ばれていた魚「ゲンゲ」が美容と美味で注目を浴びて幻の魚に！美味しいのに知られない理由とは？

１１月２２日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて

雑魚中の雑魚「下の下」と言われていた魚が美味＆美容に良く幻の魚に！幻の魚「ゲンゲ」について紹介していました

ゲンゲ

「雑魚中の雑魚」と言われて嫌われ者扱いだったのに、美味＆美容に良いと幻の魚に大出世したという魚がいるのをご存知ですか？

さかなクンが美味しい魚ベスト３と思っているほど美味、そして美容にも良いという魚・・・林先生も初耳のそんな幻の魚について番組では詳しく紹介していました

美容に良く味もさかなクンが魚の中でもベスト３に入ると豪語する魚がいるのは富山県魚津市。番組ではその幻の魚を捕まえに取材していました

地元の方に聞いてみると「見た目もグロテスクな感じで良くない」「食べればあんなに美味しいと驚く魚はいない」とのことでした。見た目は気持ちわるいけれども味は天下一品・・・いったいどんな魚なんでしょうか？

・幻の魚を捕まえにいざ出港！！幻の魚を捕まえることに成功！

地元の漁師さんと一緒に出港した番組スタッフ。幻の魚を専門とする漁師はいないそう、甘エビなどを捕まえる底引き漁で偶然に編みに引っかかることがあるとのことでした

出港から２時間半、仕掛けた網を引き上げると大量の甘エビが！そのなかに偶然にも捕まえたことができた幻の魚も！！その幻の魚とはこちらです！

ゲンゲ

幻の魚の名前は「ゲンゲ」　正式な名前は「ノロゲンゲ」というそうです。ゲンゲは漢字で書くと「下の下」、雑魚中の雑魚という意味なんです。ひどい名前ですね(笑)

そんな名前をつけられたのは全身を覆っているヌルヌルのせい。甘エビにつくと鮮度が落ちてしまうために嫌われ者で昔は捨てられていたそうです

ヌルヌルのせいで漁師から嫌われすぐに捨てられていたゲンゲですが、実はヌルヌルにはコラーゲンが含まれていると１５年前に半目してからは注目され大人気となることとなります

滋養や美容効果が期待できるとして「ゲンゲのサプリメント」まで作られる人気者となりました

「下の下」と書いてゲンゲと読まれていましたが今では「幻魚」と書いてゲンゲと読まれるほどの人気者に、大出世ですね！

・美容に良いだけでなくさかなくんがベスト３に入るというほどの美味！

美容に良いだけでなく美味しさも一級品！さかなクンが美味しい魚ベスト３に入るというほどの美味な魚なんです！！

見た目とは裏腹にふわっとした食感とあっさりとした上品な味。唐揚げや鍋などに使われるゲンゲが食通の間でも注目されるようになります

・そんな美味しいゲンゲが知られていない理由

絶品の味といわれるゲンゲですが東京では馴染みがなく知られていないのはなぜなのか？

それはゲンゲの仲間の多くは深海魚で深海の冷たい水の中で暮らしているため、水揚げして暖かい空気に触れるとすぐに傷んでしまって臭くなってしまうのです

一般的な魚が水分量が７０％前後なのに対してゲンゲは９１％と水分量が多く鮮度の落ちが早いんです。冷凍保存をしても解凍した時にベチャベチャになってしまい味が落ちるため東京には流通することがほとんどない幻の魚なんです

美容にもよく味も一級品の魚ゲンゲ、嫌われ者だった魚が一気に大人気の幻の魚にまで大出世した魚の雑学でした

「下の下」から「幻魚」と呼ばれるまでになったゲンゲ。東京では食べることは難しいとのことですが、さかなクンが美味しいベスト３に入ると認めるほどの美味しさ・・・富山県に行ってでもぜひ食べてみたいですね

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