11月29日に放送の「ハナタカ優越館 日本人の3割しか知らないこと」にて
薬と体に関する日本人の3割しか知らない事実について紹介していました
「薬の大きさに隠された秘密」
「トローチに穴が開いている理由」
「薬のCMには必ずある音を入れなくてはいけない」
「体から出る音の事実」
「皮膚呼吸が出来ないと死んしまうのは間違い」
上記の日本人の3割しか知らない事実を番組では詳しく解説していました
【薬はわざと大きくしている!有効成分は極わずか!】
普段私たちが飲む錠剤は0.5g~1g程度。実は薬の有効成分はそのうちの100分の1程度しかないんです
99%はデンプンなどの無害な成分となります。デンプンを足してわざと薬を大きくしているんですね
薬が小さいとたくさん入っているのでお得のようですが薬を取り出すときに一苦労してしまいます。薬を利用する人が多い高齢者の方でも扱いやすくするために薬はわざと大きくしてあるんです
【トローチの穴の大きさを法令で定めている理由】
トローチは口の中でゆっくり溶けて炎症に働きかけるコーティングがしてあります
トローチとのど飴は同じようなものだと思っていましたが、2つをお湯に入れると明らかにトローチの方がのど飴よりも溶けるスピードが遅い・・・逆に溶けるのが遅いのが仇になることがあります
それは喉に詰まらせてしまった時。溶けにくいので窒息する恐れがあるんです
そのため法令で1.5cm以上のトローチには穴を開けなければいけないと決められているそうです。ちなみにトローチは薬でのど飴は食品だそうです、のど飴には穴を開ける規定はないとのことでした
【薬のCMにはある音を鳴らさないといけない?】
飲み薬のCMには自主規制によって注意喚起の音が付いています。「使用上の注意をよく読んで用法・容量を守ってご使用ください」というテロップと一緒になる「ピンポーン」のような音ですね
特別に決められた音ではなく注意を引きそうなものなら何でも良いとのこと。人の声で「ピンポーン」と言っても良いそうです
注意喚起が出来れば「ドカーン」でも「へクション!」でも大丈夫かも?(笑)
【ポキポキと体がなるのは骨ではなく気体の音】
指をパキパキと鳴らすと骨が鳴っているように感じますが実はポキポキの正体は体の中の気体の音なんです
関節のつなぎ目には液体があり、それを関節液といいます。関節液から発生した気体がはじけてパキパキと音がなるとのことでした
【皮膚呼吸ができなくても死なない】
テレビで芸能人などが全身を金粉で覆っているのを見ると皮膚呼吸ができなくなって危険だと思っていましたが、実は皮膚呼吸ができずに死んでしまうということはないそうです
皮膚呼吸が呼吸に寄与するボリュームは限りなく低くて無視していいレベルとのこと。人は肺呼吸することで生きているので皮膚呼吸ができなくても大丈夫なんですね
しかし全身を金粉で覆ったまま走ったり長時間過ごすと汗がかけないことによる熱中症の危険はあるので注意は必要とのことでした