11月29日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
1964年の東京オリンピックの成功の裏には出前機が大活躍していたという事実を紹介していました
戦後の日本の復興を世界中にアピールした1964年の東京オリンピック。その成功の裏には日本の食文化が大きく関わっていました
それは出来たてのそばを素早く届ける「そばの出前機」 バイクの後ろに付いているそばの出前機が東京オリンピックとどう関わっているのか・・・
林先生も初耳のそばの出前機が東京オリンピックを成功に導いた理由を解説していました
【オリンピックの聖火をサポートし続けたのは出前機だった】
1964年の東京オリンピックでそばの出前機が救ったものは「オリンピックの聖火」
オリンピックでは聖火をリレーしながら開会式の会場まで運ぶのが通例です。しかし当時の日本の道路は整備されておらず道路舗装率はわずか4%。凸凹がありコンディションの悪い道が多くありました
聖火リレーの最中に聖火の火が消えてしまうことが懸念されていたそうです。そんな中でそばの出前で使われるバイクの後ろについている出前機が注目を浴びたのです
出前を迅速かつ安全に行うことのできる出前機は傾いても凸凹道を走っても常に地面と水平になるような仕組みとなっています
出前機のどんな揺れても水平を保つ特性は活かされて聖火ランナーの併走車に取り付けられました。仮に火が消えてしまっても再点火ができるように予備の聖火を載せて無事に東京オリンピックを成功に導いたのです
【出前機はどれくらい揺れに強いのか?】
東京オリンピックを成功に導いた出前機はどれくらい揺れに強いのでしょうか?番組では独自に出前機を使って実験を行っていました
バイクで階段をガタガタと降りていっても出前機に入ったそばは崩れることはもちろんありませんでした
そこでヨットのレースの激しい動きには耐えれるのかと実験!荒波に揺られることはもちろんですが、最新のヨットでは1mほど浮いて走ることもありものすごい速さで着水する衝撃も・・・
それでも出前機に入ったそばは崩れることなく無事でした!出前機の性能は想像以上ですね
【まとめ】
1964年の東京オリンピックを成功に導いたのは聖火を安全にサポートすることができた出前機だったという事実
出前機の水平を保つ機能は想像以上でした。ヨットの上でも中身を全く崩すことなく水平に保てるなんて信じられませんね
今では見かけなくなった出前機ですがもし見る機会があったら全く揺れない出前機をまじまじと見てみたいですね