12月6日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
フィギュアスケートとスピードスケートのリンクは氷の温度に差がある事実について紹介していました
スケートリンクはただ凍らせるだけでなくあらゆる工夫がされています
選手のことを考えての工夫もされていて「フィギュアスケート用とスピードスケート用で氷の温度を変えている」とのこと
同じように氷が張り巡らせられているスケートリンクですがフィギュアとスピードスケートでリンクの氷の温度が約2℃も違うんです!
林修先生も知らなかったフィギュアとスピードスケートでリンクの氷の温度が違う理由を番組では詳しく解説していました
【リンクの温度に差があるのはスケート靴の差に理由が!!】
それぞれの競技でどんなことを競っているかを考えればリンクの氷の温度が違う理由がわかります
ポイントとなるのはそれぞれのスケート靴の刃です
フィギュアスケートはなめらかな滑りだけでなくステップ・スピン・ジャンプなどの多彩な動きが求められます
そのためフィギュアスケートの刃は真ん中に窪みがあって、2つの刃が氷に接するように作られているんです。2つの刃がしっかりと氷を掴んで力をかけているからこそジャンプなどが出来るんですね
2つの刃は氷が硬すぎると掴みにくい・・・そのため氷をしっかりと掴めるように氷はやわらかくするため氷の温度を高めに設定されています。その温度は約-3℃とのことでした
【スピードスケートの氷は硬め!氷との摩擦を極限までなくしている】
一方のスピードスケートはどれだけ速いかスピードだけを競う競技です。氷との摩擦が少ない方が早く滑ることができます
1000分の1秒の単位で競われるスピードスケートのスケート靴の刃は鋭く尖っていて、フィギュアスケート用の靴の刃と比べてたら一目瞭然の細さになってます!
細い刃と氷の摩擦をなるべく少なくしてスピードを出やすくするために氷の温度は約-5℃前後にして氷を硬くしているとのことでした
【まとめ】
フィギュアスケートとスピードスケートでは同じように見える氷のリンクも温度が2℃ほど差があるという事実でした
競技によって氷の温度が違うのはそれぞれの競技に合わせて氷の硬さを変えているためなんですね
選手がしっかりとパフォーマンスをできるように氷にまでこだわりがあるとは恐れ入りました。試合を観戦するときには誰かに話したくなる良い雑学でしたね