2015年3月6日放送のテレビ朝日「してみるテレビ 教訓のススメ」(毎週金曜19:57〜)にて
散歩中の犬が近所の人に噛み付いて怪我をさせた場合の賠償問題について取り上げてました
犬の散歩中に近所の顔見知りの男性が犬の頭を撫でようとしたところ
突然男性に襲い掛かり右手に噛み付いてしまった
大怪我で右手に後遺症が残るまでになってしまった男性
「どうしてくれるんだ!!俺は左官屋で怪我のせいで仕事ができなくなった!」
「しっかりと賠償金を払ってもらうからな!」
男性の言い分に対して飼い主は
「あなたが勝手にうちの犬を勝手に撫でようとしたのが悪いんじゃないですか!」と反論
近所の人が自分の意志で犬に近づいて噛まれて怪我をしたこのケース
? 被害者への慰謝料+治療費用 2000万円
? 被害者への治療費用 200万円
? 支払わなくていい
答えをダウンタウンとゲストが予想します。意外な答えに驚きでした
ダウンタウン松本は怖くてLINEが出来ない!?
お金に関するトラブルということで普段から用心深くしてるかをゲストに確認
ゲストの松本伊代は「脱毛0円」「携帯電話が0円」など無料には必ず何かあると疑ってしまうと言うと
ダウンタウン松本も同感
松本 「俺はLINE怖くてやらないもん。何かありそうな気がして・・・あれが無料っておかしいやろ!」
と億万長者らしからぬ細かいことも気にしているよう
松ちゃんはツイッターなんかは平気でやってるのにLINEはダメなんですね(笑)
ダウンタウン松本やゲストのほとんどが「支払わなくて良い」ではないかと予想
松本 「放し飼いにしてるわけではないし」
「噛まれたからと言ってお金を請求できるなら、わざと噛まれるように仕組む人もでてくるんじゃないか」
坂上忍 「噛むような犬って基本的にいない。男性の撫で方が悪かった」
「手が犬の視界に入るように撫でないといけない」
西川史子 「撫で方を知らない人は触っちゃいけない」
と各々が持論を展開
人を噛んで賠償金を支払った事件もあったと話題になりました
あの事件はドーベルマンが脱走してしまったので賠償金を支払う事になりましたね
その理屈でいくと今回も賠償金は支払うかもと考えてました
ただ今回は鎖にちゃんと繋がれていて被害男性が近づいたことによって起きたので話は違うという結論に
多くのゲストが「支払わなくて良い」と考える中、驚くべき回答が発表されます
飼い主はペットの全責任を負う
正解は ? 被害者への慰謝料+治療費用 2000万円 でした
動物占有者の責任 ・・・・・ 占有する動物が他人に損害を与えた場合、飼い主が全ての責任を負う
動物自体に責任がないので飼い主が原則として全ての責任を負うことになるそう
ただその動物の性格・性質に十分な注意を払っていれば免責されるのですが
今回のケースですと犬が噛み付くことは予測できると判断されてしまうそう
犬が嫌がる事をしたら過失になりますが、普段通りの触り方をしたのに噛んでしまった
犬の噛むという性質に対して十分な注意を払ってはいなかったと考えられてしまうんですね
そうなると責任はどこまでかという話になり、その責任は全てになります
右手の怪我の後遺症がなければ得られた賃金を生涯に渡って保証しなければならないのです
「犬に触ってもいいけど責任はとらない」と事前に通告した場合は?
坂上忍 「犬を散歩してる時に「触っても結構ですけど知りませんよ」と一言いえばどうなるんですか?」
猛犬注意なんて貼ってある家もありますからね
犬に近寄らないでくださいや猛犬注意と事前に伝えといたらどうなるんでしょうか?
事前に通告した場合はいくらかは減債されるそう
相手はわかった上で近づけば過失は認められる可能性はありますが
じゃあ責任がまったくないかというとそうではなく、責任は免れないのです
一番よい方法は口輪をつけて散歩をさせるという弁護士の意見にスタジオはブーイングでした
最初にダウンタウンの松ちゃんが言ったように、わざと噛まれる当たり屋のような人も出てくるかもしれませんね
普通に犬に接しようとしたら噛まれたと言われたらそれまでですからね
飼い主はペットが他の人と接する時は絶対に油断せずに目を離してはダメだという教訓でした