2015年3月20日放送のテレビ朝日「してみるテレビ 教訓のススメ」(毎週金曜19:57〜)にて
男女の一線を超えていない妻帯者との交際時の突然のお金のトラブルについて放送してました
彼氏のいないOLのAさんは同じ職場で働く男性から夫婦間の悩みの相談をよく受けていました
何度も相談にのるうちに、いつしかお互いに好意を寄せるように・・・・
仕事終わりに2人で食事に行く回数も増えて、休日も2人でデートをする関係にまでなりました
2人の距離はどんどん縮まっていましたが男女の一線は超えることはありませんでした
妻帯者のいる男性と不貞行為があった場合のトラブルを考えてAさんは拒否し続けていたのです
そんなある日2人がデートをしているところを男性の奥さんに目撃されます
男性の態度が日に日に冷たくなっていくのに妻の女の勘が働いたのです
「離婚してもらう」「Aさんにも慰謝料を払ってもらう」という男性の妻に対して
「2人で会ってましたが付き合っていません」「男女の関係に1度もなってない」と反論
既婚男性と交際中で一線は超えていない今回のケース
男性の妻が2人に慰謝料を請求した場合に支払わなければいけないのは
? 夫と女性
? 夫
? 2人とも払う必要はない
どれが正解かをダウンタウン松本とゲスト達が考察します
男女の一線を超えてなくても浮気とみなされる?
スタジオでは ? 夫と女性 の2人とも払わなければいけないという答えが圧倒的
アンジャッシュの渡部は
「頻繁に会ってるということは心を奪われている」「一線を超えなくても浮気とみなされる」という持論
一線は超えていないと言いますが証拠はないですからねー
でも疑わしきは罰せずという考えなら「浮気した証拠」がなければ慰謝料は発生しないのでは?
その中で支払う必要がないと考えるアンジャッシュの児島
児島 「一銭超えてないということは男友達と遊んでるのと変わらないんじゃないか」
という男女の中ではないのなら離婚の原因にはならないという意見でした
今までの常識を変えた「プラトニック不倫判決」とは
正解は ? 夫と女性 2人とも払わなくてはならない でした
従来は一線を超えていない男女の関係がない場合は不貞行為には当たらないとされてきました
その考え方を大きく変えたのが、2014年大阪地裁の判決で「プラトニック不倫判決」
既婚男性が同僚女性に好意を持ち何度もデートを重ねたのですが
女性は男性が妻帯者の為、一線を越えることを拒否
男性の妻が気づき相手女性に損害賠償を請求
裁判では男女の関係はなかったものの
「社会通念上 相当な男女の関係を超えたもの」と判断して同僚女性に損害賠償の支払いを命じたのです
今後もこの流れが続いていくそうなので男女の一線を超えていなくても慰謝料を請求される可能性が高いようです
事情があっても妻帯者との交際で慰謝料が発生するケース
番組ではこの他にも慰謝料が発生するケースを紹介
上司からの誘いを断りきれずイヤイヤ交際中 女性の妻に見つかり慰謝料を請求されたら?
この場合は夫と女性の2人とも慰謝料を支払わなくてはならないそう
イヤイヤでも完全に断ることができないケースではない場合
妻から見れば精神的苦痛は変わらないので請求することはできるそう
女性は嫌々付き合ったのに慰謝料も取られて悔しい思いをしてしまうのですね
でも女性には反撃のチャンスがあると弁護士の先生は語ります
「上司に対してセクハラやパワハラで訴えて妻に払った慰謝料を取り戻すことは可能」
と別の機会に取り戻す方法もあると説明してました
交際した男性が妻帯者と知らなかった場合に男性の妻が慰謝料を請求してきたら?
結婚してるという事を知らずに交際していた場合に相手の妻から慰謝料は請求されてしまう?
そんな馬鹿な話はないと思っていたら正解は夫と女性の2人とも慰謝料を払うで驚きました
法律上は妻帯者だと知らなかっとしても「ちょっと調べればわかるでしょ?」と判断されるそうです
20代後半や30代の男性は結婚してるのかと疑問を持つことが前提らしいですが・・・
アンジャッシュの児島がつかさず
「確認して独身だと嘘をつかれていたら?」と質問
確認した場合でも「帰宅する時間が早い」「周囲から事情を確認できた」と判断されるそうです
妻帯者がある男性がよほどの巧妙な嘘をついたとみなされない限り
知らなかったで慰謝料を逃れることはできないみたいでした
さすがに独身だと嘘をついた時は見逃してもらえるだろうと思ったのですが
知らなかったと嘘をついて逃れる人もいるので法律は厳しく判断するのですね