12月20日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
地面から天へと逆に昇っていく雷がある事実、起こる条件について紹介していました
ゴロゴロ大きな音を立てて雲から地に向かって一気に落ちてくる雷
そんな雷ですが天から地へと落ちるだけでなく、地から天へと逆に昇る雷があるという事実をご存知ですか?
アメリカでよく見られる天に昇る雷ですが条件が揃えば日本で、しかも東京でも見ることができるんです!
天へと昇る雷が発生する2つの条件を番組では林先生が詳しく解説していました
【天に昇る雷が発生する2つの条件は冬、雲が低い!】
天へと昇る雷・・・そんな神秘的な雷が日本で見れる1つ目の条件は季節が冬ということ
冬の雷が見られる地域はわずかで日本なら日本海側の一部だけとなります
冬と夏の雷の差は雷を起こす入道雲にあります。雲の上にプラス、雲の下にマイナスの電気がある一種の電池のようになっているそうです
夏の入道雲は雲までの高さが約4000mと高く、雲の下のマイナスの電気が地面のプラスの電気に引き寄せられて夏の雷は起こります
一方の冬の雷は雲が低い位置にあるために地面のマイナスの電気が雲のプラスの電気に引き寄せられて起こるとのことでした
天に昇る雷が日本で起こる条件は冬の季節で雲の位置が低いという2つの条件でした
見た目は普通の雷より大したことがなく見えてしまう天へと昇る雷、しかし距離が近いので威力は夏の雷の100倍くらいあるとのことでした
【東京でも天に昇る雷を見ることができる場所が!!】
厳しい条件が揃わないと見られない天へと昇る雷ですが東京でも見れる場所があります
それは誰もが知っている東京スカイツリー!他の場所よりも雲に近いため頂上から雲に向かって放電するそうです
年間に約20回も落雷する東京スカイツリーは世界でも珍しい場所、そのため地上450mの展望台の上には研究施設があり
未だに解明されていない雷のメカニズムの研究が行われているとのことでした
雷がゴロゴロとなっていたら東京スカイツリーを見ていれば天へと昇る雷を見ることができるかも?
【まとめ】
アメリカでは天へと昇る雷がよく見られて条件が揃えば日本でも見ることができる事実でした
地から天へと昇る雷があるという事実はもちろんですが、雷が起きる理由、天へと昇っていく雷の解説まで出来てしまう林先生には脱帽ですね