2016年2月28日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
有名な数学のひっかけ問題「ホテルから消えた1000円」を林先生が誰でもわかるように解説していました
ずっと前から語り継がれる「ホテルから消えた1000円」というひっかけ数学の問題
3人の女性が1泊3万円のホテルに泊まります。1人1万円ずつ支払うことになったのですが、その日はちょうどレディースデーで1泊2万5000円で良いことになりました
ホテル側から5000円がキャッシュバックで戻ってきたのですが5000円を返すように言われたボーイが2000円をネコババして返したのは3000円だけでした
女性3人は1人あたり1000円ずつ現金が返ってきて実際に支払ったのは1人9000円となったわけです
女性たち3人が支払った金額は9000✖3=27,000円
ボーイがネコババしたのは2,000円
合計すると29,000円になります。ホテル側に支払ったのは3万円なのに1000円は一体どこにいったのか?という問題です
わからない人が多数のこのひっかけ問題を林先生が詳しく解説していました
【有名な数学のひっかけ問題を林先生がわかりやすく解説!】
「1つ1つの式の意味を考えないといけない。女性3人が支払った2万7000円とボーイがくすねた2000円を足すことにはなんの意味もない」と林先生
女性3人が支払った金額は27,000円です。そしてホテルが受け取った金額は25,000円でボーイがくすねた金額は2,000円でホテル+ボーイ=27,000円でちょうど女性3人が支払った金額と一緒になります
女性3人が支払った額をホテルとボーイで分けましたというだけの話なんです
まだよくわからない人のために番組では客、ホテル、ボーイの入出金を書き留めて説明していました
まず最初の段階では女性客が支払った3万円をレディースデーで5000円の割引になり、ボーイにホテル側が返しておくように渡したので次のようになります
客 -30,000円
ホテル +25,000円
ボーイ + 5,000円
そしてボーイは5000円を客には返さずに客に3000円だけ返しました
客 -27,000円
ホテル +25,000円
ボーイ + 2,000円
客の支出は2万7000円=ホテルの入金2万5000円+ボーイの入金2000円でなんの矛盾もありません
客の支出とボーイの入金を足して2万9000円とすることには何の意味もないんです
最初に女性たちが3万円を支払ったという事が頭にあるので3万という数字が浮かんでしまい 勘違いしやすいんですね
【まとめ】
有名な数学のひっかけ問題を林先生がわかりやすく解説してくれました
説明されても最初はどうしても理解できない人も多いこの問題は面白いですね