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【林先生が驚く初耳学】アニメ会社ピクサーが恐れる「不気味の谷」とは?リアリティーを求めすぎると不気味になる?

2016年3月13日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて

人気アニメを次々に公開するピクサーが恐れる「不気味の谷」について紹介していました

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見るものを意識した表現方法に世界一こだわっていると言っても過言ではないアニメーション会社の「ピクサー・アニメーション」

代表作のトイ・ストーリーやモンスターズ・インクで有名ですよね

 

そんなピクサーのクリエイター達が口を揃えて注意していることがあります。それは「不気味の谷」です

アニメ制作で陥りやすいミスで「不気味の谷」に落ちると観客に不快感を与えることもあるそうです。ピクサーの歴代の作品を見れば「不気味の谷」を徐々に無くしてきた歴史がわかるとのこと

ピクサー作品を違った角度からより楽しむことができる林先生も初耳の「不気味の谷」について番組では詳しく解説していました

 【ピクサーが恐れる「不気味の谷」とは?リアルすぎると気持ち悪くなる理由】

 

 

ピクサーといえばCGアニメで徹底的に細部にまでこだわっていることで有名です

2009年に公開された「メリダとおそろしの森」ではリアルな髪の毛が特徴ですが、ふわふわの髪の毛を表現に3年もかけたほどの徹底ぶりです

 

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そんな髪の毛1本まで徹底的にリアルを追求するピクサーですがクリエイターたちが大切にしていることがあります

それは「不気味の谷」に要注意ということです

 

「不気味の谷」とはリアリティーを求めていくとある点を境に親しみから不気味へと印象が変化する現象を表します

ピクサーが鉄則としているグラフがあります

縦軸は人間の感情、横軸はイラストのリアルさを表しています

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人間の感情は赤線のような動きをすることが多いのですが、不快感が出てくる赤線がグッと下がった部分がピクサーが恐れる「不気味の谷」です

人物をリアルなキャラクターにするのには技術的には可能です

ピクサーの代表作の「トイ・ストーリー」の1作目に出てくる人間はとてもリアルでした。しかし操り人形のようで可愛くはないのです

まさに「不気味の谷」にはまった1つの例とのことでした

 

ピクサーの歴史はこの「不気味の谷」を無くしてきた試行錯誤をしてきた歴史なんですね

 

 

【まとめ】

 

 

人気CGアニメを作るピクサーが常に意識している「不気味の谷」とはリアルを求めすぎて陥ってしまう見るものに不快感を与えるリアルさのことでした

あまりにもリアルで気分が悪くなる、こんなこともあるんですね

ピクサーの作品をトイ・ストーリーから見返してみると「不気味の谷」がどんどん改良されていったのがわかるかもしれませんね