2016年4月3日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
ローテンブルクの街並みを今でも観れるのは1枚の油絵のおかげ!歴史を変えた油絵についての情報を紹介していました
パイインターナショナル (2015-09-18)
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今回 林先生に出題するのは世界の絶景本「まるで童話のような、世界のかわいい村と美しい街」です
ヨーロッパの絶景を中心に特集されていて女性に大人気の本です
その中で女性の人気No.1のドイツのローテンブルクに関する雑学が林先生に出題されます
ローテンブルクの絶景が今でも観ることができるのは「ローテンブルクの町並みを描いた1枚の油絵」という情報をご存知ですか?
戦争によって爆撃される危機があったローテンブルク。当時はヒトラーの命令は絶対遵守で反対する人は死刑となっていた時代だったのですが、ヒトラーの命令を無視してローテンブルクの街は独自に降伏します
林先生も初耳のローテンブルクの絶景を守ることができた1枚の油絵とは?番組では詳しく解説していました
【歴史を変えたローテンブルクを描いた油絵】
色鮮やかな壁の家が数多く立ち並ぶドイツのローテンブルク
城壁に囲まれた赤い屋根が特徴的な街で700年も前の街の面影が残っていて中世の宝石箱とも呼ばれています
そんなローテンブルクの絶景はかつて消滅の危機がありました
独裁者ヒトラーから 「最後まで徹底的に抗戦しろ」という命令が出ていたのですが、ローテンブルクの街は独自に降伏しました。そのため攻撃を受けることがなくなり街が保存されたというエピソードがあるのです
アメリカ側の軍国防次官参謀ジョン・マックロイが「ローテンブルクは美しい街だから残すべき」という意見が通って停戦交渉となります。そのため独自の判断で降伏したので爆撃されることはなかったのです
1945年4月30日にヒトラーは自殺、その次の日には後継者のゲッペルスが自殺、そして5月8日にはドイツが無条件降伏するのですがローテンブルクが降伏したのは約3週間前の出来事だったそうです
・【ジョン・マックロイがローテンブルクを守ろうとした理由】
ローテンブルクは美しい街だから壊してはいけないと交渉したアメリカ側の軍国防次官参謀ジョン・マックロイ
しかし彼はローテンブルクを訪れたことは一度もありませんでした。それなのにローテンブルクの街を守ろうと思わせたのがマックロイの実家のリビングに飾られていた1枚の絵でした
その絵とは戦前にマックロイの母がローテンブルクの街に旅行で訪れており、風景の油絵を購入して飾っていたものでした。そして街の話をジョン・マックロイに聞かせていたのです
この絵の街を守りたいと思ったマックロイ、もしこの絵がなければローテンブルクの中世の街並みは残ってはいなかったのですね
【まとめ】
女性に大人気の町であるドイツのローテンブルクを今でも観ることができるのは1枚のローテンブルクの街並みが描かれた油絵のおかげという雑学でした
歴史を大きく左右したのは1枚の絵だった・・・誰かに話したくなる良い雑学でした