2016年5月1日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
1964年の東京オリンピックから閉会式が並ばないようになった理由!林先生も初耳の雑学について解説されていました
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1964年に行われた東京オリンピックについて林先生に出題されます、戦後の復興を世界中にアピールした1964年の東京オリンピックの感動的な秘話についてです
テーマは「閉会式」、オリンピックの開会式は各国が整列して登場しますが、閉会式は今まで競い合っていた選手たちが国に関係なく肩を組んだり写真を撮ったりと平和の象徴といえる感じになっています
そんなオリンピック閉会式の平和な光景は1964年の東京オリンピックが発祥だというのです!!
それまでの閉会式とは打って変わって選手全員が楽しそうに入場!ユニフォーム姿で走り出す選手や指揮者の真似をする選手も出てくるなどかなり楽しそうにしている映像が流されました
なぜ閉会式が1964年の東京オリンピックから変わったのか?林先生も知らなかった初耳の雑学について解説します
【1964年の東京オリンピックから閉会式で並ばなくなった理由】
1964年の東京オリンピック以前の閉会式は開会式と同様に国ごとに分かれて整然と行進するのが通例でした
東京オリンピックも例年通り縦列して行進をする予定だったんです
しかし全ての競技を終えてリラックスした選手たちが係員の指示に従わずに入り乱れたまま閉会式になだれ込む形になってしまいました
さらに閉会式のタイミングでアフリカ36番目の独立国、ザンビア共和国が誕生し、まさにお祭り騒ぎとなっていた事も加わります
開会式の時にはイギリスの保護領だった北ローデシア、しかし閉会式当日にザンビア共和国として独立することになります
選手たちもお祝いムード一色。その光景を見た関係者が「平和の祭典にふさわしい」と感じ以降は今のスタイルになったとのことでした
・1964年の東京オリンピックがきっかけで広まった職業とは?
さらに1964年の東京オリンピックで一気に広まった職業についても林先生に出題されました
その職業は「警備員」ということで林先生は即答していました
そして1964年の東京オリンピックでは非常口やトイレのマークなども急激に普及したとも付け加えていました
外国の方がかつてないほどたくさん来日するということで、日本語で書いても分かりづらく、たくさんの言語も用意することもできないという事で絵を見てパッとわかるようにと「ピクトグラム」と呼ばれる簡略化された絵文字が普及したとのことでした
このピクトグラムは世界中に広がる事となるのですが、その大きな理由が日本のデザイナーが著作権を放棄し誰もが使えるようにしたからとのことでした
2020年の東京オリンピックでも世界中を変えるような出来事があるかもしれませんね