2016年10月18日に放送の「この差って何ですか?」にて
ヨーグルトのフタにヨーグルトがくっつくものと、フタにくっつかないものの差について紹介していました
ヨーグルトを開けたときにフタの裏面にヨーグルトがべっとり・・・こんな経験はありますよね
でも最近は強く振ってもヨーグルトが全くつかないフタもありますよね
なぜ同じようなヨーグルトのフタなのにヨーグルトがついてしまうフタとつかないフタの差は生まれるのでしょうか?
フタにヨーグルトがくっつかない!ヨーグルトのフタに隠された仕組みとは?
ヨーグルトのフタにヨーグルトがついてしまうものとつかないものの差、この差を教えてもらうために番組が向かったのが群馬県の伊勢崎市
ヨーグルトが付かないフタを世界で初めて開発したのが「東洋アルミニウム株式会社」なんです
ヨーグルトがフタにつかないものには「フタの裏側がデコボコになっている」という要因がありました
本当にフタの裏面がデコボコになっているのか?そこで特殊な顕微鏡で確認してみました
目ではわからないもののフタは顕微鏡で見るとしっかりとデコボコになっていました
・デコボコがあるとなぜヨーグルトがつかないのか?
水は平らなところに落ちると横に広がります
しかしデコボコしたところに落ちると水は表面張力によって丸くなり、その場にとどまることなく流れていくのです
水分が多いヨーグルトもフタの面にデコボコがあると、その場にとどまれないのでフタに付かないということなのです
この仕組みに気づいたきっかけはハスの葉でした
実はこのハスの葉は工場の隣にあるこちらの池に生えていたもので、ハスの葉は水をはじく性質を持っています
一般的の葉っぱは雨で濡れると水滴は残ったままなのですが、ハスの葉は水滴が残りません
なぜハスの葉の表面に水滴が残らないかを調べたころ、葉の表面にデコボコがあったんです
こうして世界初のヨーグルトがつかない素材が完成!
そして会社に利益をもたらしてくれたありがたいハスの葉は8年たっても会社の片隅に大事に飾られていました
・デコボコの技術を応用してさらに新商品も開発中!
デコボコの技術はヨーグルトのフタだけでなくケチャップのボトルにも応用されていました
いまはまだ早速開発途中のボトルを見せてもらたところ、ケチャップが容器にくっつくことは全くありませんでした
今はまだ手作りなのですが、量産化する予定らしいです
ケチャップを最後の一滴まで簡単に使えるようになるといですね