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【この差って何ですか?】動物を数える時に「匹」と「頭」で使い分ける差 明治時代まで全ての動物は匹で数えていた!

6月7日に放送された「この差って何ですか?」にて

 

1匹と数える動物と1頭と数える動物の差について解説していました

 

 

 

 

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動物のサイズによって「匹」と「頭」の使い分けをするのですが基準となる動物とは?

 

一昔前までは全ての動物を「匹」で数えていたという事実も見逃せません!

 

 

 

 

 

動物の数え方「匹」と「頭」の差

 

 

 

 

 

 

匹と頭の違いが生まれる差は馬と牛より大きいかどうかにあるとのことでした

 

 

 

 

 

・昔はすべての動物を匹で数えていた

 

 

もともと日本では犬や猫などの小さい動物だけでなくクマのような大きい動物まで全ての動物を匹と数えていました

 

 

明治時代の後半までずっと匹で全て数えていました。かなり最近までそうだったんですね

 

 

匹という言葉が生まれたのは馬を数えるときに使ったからです

 

馬は農耕や物を引っ張るのに役立つ身近な動物で数える価値がある動物ということで大切に扱われていました

 

馬を匹で数えるので他の動物も匹で数えるようになったそうです

 

 

 

 

・馬を匹と数えるようになったのは?

 

 

馬を連れて行くときに引いて歩きます。馬を「1引き」「2引き」と馬を引いて歩くことから匹と数えるようになりました

 

漢字の「匹」というのは馬が並んでる状態を示したものでもあり「匹」という漢字と馬が密接な関係があるというのもわかります

 

 

 

 

 

 

「匹」と「頭」に分かれた理由

 

 

 

 

 

全ての動物を匹で数えていましたが、匹と頭で使い分けるきっかけになったのは英語が関係しています

 

 

英語だと家畜の馬と牛を数えるときには「head(ヘッド)」という単語を使っていました

 

 

 

 

・「head」で数える理由

 

 

放牧した馬や牛が戻ってきた時にちゃんと全部いるか数えなくてはいけません

 

馬や牛は頭が大きいので頭を見て数えていたのが理由なんです

 

 

 

 

・日本に英語が伝わる

 

 

明治時代の末期に英文が日本に伝わり「head」は頭と直訳されます

 

それ以降の日本では牛や馬を「頭」で数えることになったのです

 

馬や牛より小さい動物は匹で数え、大きい動物は頭で数えることになりました

 

 

 

 

 

小さい動物でも「頭」で数えることもある

 

 

 

 

 

牛や馬より小さい犬も「頭」で数えることもありますよね?

 

小さい動物を「頭」で数えることもあるんですが理由としては貴重な動物かどうかが重要らしいです

 

 

実験用のマウスは非常に小さいですが実験に使う貴重な動物は「頭」で数えたりするのだとか

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

馬や牛より大きければ「頭」で数えて、小さければ「匹」で数えるのが基準という今回の雑学

 

明治時代後半までは全ての動物が匹で数えられていたというのも驚きでした

 

貴重な動物は「頭」と数えるとするなら飼っているペットは大切だから「頭」で数えたほうがいいかもしれませんね(笑)