6月28日に放送された「この差って何ですか?」にて
左を向いてるカードと右を向いてるカードがある理由について解説していました
一般的なトランプでは11から13まで数字は絵札となっています
11(ジャック)は王子、12は(クイーン)は女王、13(キング)は王様が描かれています
この3種類のカードをよく見てみると顔の向きがバラバラ
11のジャックに注目してみると真左を向いてるカード、少し左を向いてるカード、少し右を向いてるカード、真右を見ているカードとすべてバラバラの方向をむいています
ただのデザインで別々の方向を向いているわけではなく実はちゃんと向いてる方向には意味があったんです
王子、王様、女王の好みによって向きが違う
トランプの絵札をよく見てみるとそれぞれのカードがバラバラの方向を向いています
絵札のキャラクターがバラバラの方向を向いてる理由は・・・
カードのマークが好きか嫌いかを表しているとのこと
・トランプのマークの意味
トランプのマークであるハート、ダイヤ、クラブ、スペードにはそれぞれ意味があって
ハート=愛 ダイヤ=お金 クラブ=学問 スペード=死 となっているんです
つまり描かれている人物がマークを好きか嫌いかで見ていたりそっぽを向いていたりするそうです
・11の絵札J(ジャック)はどのマークが好きor嫌い?
J(ジャック)は王子で若い男性と考えられていて
若い男性はハート(愛)が大好きなのでまっすぐマークを見ています
ダイヤ(お金)も好きですがハート(愛)ほどではないので斜めにマークを見ていて
クラブ(学問)はあまり好きではないのでマークは見ていません
そしてスペード(死)に対してはしっかりと背中を向けていることになります
・13の絵札K(キング)はJ(ジャック)と少し違う
K(キング)は年配の男性と考えられています
ハート(愛)は嫌いではないが若い時ほど興味はなく斜めに見てます
ダイヤ(お金)は権力の象徴でもあるので大好きでまっすぐ見つめています
クラブ(学問)は年を取ると学問に興味をもってくるので斜めに見ています
スペード(死)は年をとっても嫌なものなので若い男性であるJ(ジャック)ほどではないですが背を向けているのです
ダイヤ(お金)に関してはあまりにも好きすぎるので手まで少し出てるという洒落も聞いているのがキングの面白いところでした(笑)
・12の絵札Q(クイーン)は何でも少しずつ興味がある
女性の象徴であるクイーンはスペード(死)はやはり嫌なので少し背を向けています
しかし他の3種類のマークにはそれぞれ少しだけ斜めに見ていて興味があるとされていました
女性は愛とお金が大好きでまっすぐ見つめてると予想しましたがどれもほどほどとなっていました(笑)
スペードのエースが大きく描かれている理由
トランプのデザインに意味があるものは他にもあります
スペードのエースを見てもらえばわかるのですがスペードのエースだけはど真ん中に大きくマークが描かれていますよね?
じつはこれ税金を納めた証明書としての名残なんです
15~16世紀ごろのイギリスではカードに税金が課せられていました
販売するためには役所に税金を納めて証明書を受け取るのですが、証拠としてスペードのエースにハンコをおされていたそうです
しかしハンコが偽造されるようになったため役所が自ら複雑なデザインのスペードのエースを作成して、トランプの製造者が税金を払うのと引き換えにスペードのエースを渡すようになったとのことでした
まとめ
トランプの絵札、そしてスペードのエースのデザインだけが違うのには様々な理由があったんですね
実際に家にあるトランプを見たら確かに向きが全然違いました、昔から見ているはずなのに気づきませんでしたねー
この雑学はトランプを見るたびに思い出して人にも教えたくなる良い雑学でした