7月12日に放送された「この差って何ですか?」にて
様々な差が生まれる境界線について解説していました
町と市、顔と頭、晴れと曇りの境界線はどこからあるのか?
一般的に知れ渡っている境界線は実は間違いだったのが驚きでしたね
正しい境界線の差を番組では詳しく解説していました!
町と市の差はどのようにして決まる?
北海道足寄(あしよろ)町 総面積は1408k㎡と東京ドーム約3万個分もある日本一大きな町
埼玉県蕨(わらび)市 総面積は5k㎡と東京ドーム約100個分しかない日本一小さな市なのです
これほどまでに面積が違い大きいほうが町で小さいほうが市となっています。町と市の区別は面積が大きいかどうかではないのです
・町と市の境界線は人口
町と市の区別をつける境界線は人口にありました
人口が5万人未満が町、人口が5万人以上で市と区別されるのです
日本一大きな町の足寄町は人口が約7100人しかいないので町
日本一小さな市の蕨市は人口が約7万1000人なので市となるわけです
頭と顔の境界線はどこから?
髪の毛が生えてる部分が頭でそれ以外が顔だと一般的に思われていますが実は違うんです
境界線は眉毛の部分、眉毛より上の部分が頭で下の部分が顔となります
髪の毛で頭と顔の境目をつくると薄毛の人など個人差が出てしまいます
頭と顔の骨は脳を守るための当骸骨(とうがいこつ)と顔の部分を作る顔面骨(がんめんこつ)にわかれています
医学的にはこの2つの骨の境目が頭と顔の境界線となります
ちなみに耳は頭蓋骨に含まれるので眉毛から耳の下を通り後ろ髪の生え際を一周するのが正しい測り方だそうですよ
海と陸の境界線
海に沈んでいない部分が陸だと思ってる人が多いと思いますが正しい海と陸の境界線は実は違うんです
正しくは1年のうち最も潮が満ちる時の海岸線が海と陸の境界線となります
海には潮の満ち引きがあるので常に海に沈まないギリギリのラインを海と陸の境界線としているのですね
一方で船乗りが使う海図では1年のうち最も潮が引いた時が境界線とされています
海図の場合は船に乗る人が使うわけで、行ってみたら陸でしたでは大変なことになってしまうからですね(笑)
晴れと曇りの境界線
なんとなく太陽が見えれば晴れ、空が雲に覆われていると曇りと思っていますが晴れと曇りには明確な境界線があるんです
晴れと曇りの境界線は・・・空に8割以上雲があると曇り とのことでした
太陽が出ている出てないは関係がなく雲が空をおおう割合で決まるんです
・雲の割合をどのようにして決めているの?
観測している場所は気象庁の屋上なんですがその方法は何と人の目で決めているんです!!
気象庁が3時間おきに発表している天気は人が実際に空を見て観測してるのです
太陽の光を防いで正確な雲の量を観測するためにサングラスを着用して、見える範囲すべて・・・地平線から天球すべてを見るとのことでした
雨でも雪でも関係なく外に出て観測していて、東京の場合は1日7回3時間おきに5人の観測員が交代で観測してるそうですよ
まとめ
いかがでしたでしょうか?いろいろな境界線の正しい引き方でした
特に町と市の区別のつけかたは面積じゃないというのは驚きましたね
5万人以上を超えるライブコンサートなんかは市となるわけですね(笑)