7月19日に放送の「ハナタカ優越館 日本人の3割しか知らないこと」にて
地球温暖化の原因のひとつに牛のゲップが大きく関わっていると紹介していました
地球規模で大問題になっている地球温暖化。工業が発展し人類の生活が豊かになるにつれ地球の平均気温は上昇しています
ここ100年で平均気温が約3℃ちかく上がった場所も・・・
どうにかして止めなければならない地球温暖化ですが、その原因のひとつが牛のゲップだという事実があるってご存知ですが?
番組では詳しく牛のゲップがどう地球温暖化に影響しているのかを解説していました
牛のゲップが地球の温暖化に深く関わっているという事実
車の排気ガスや世界中で行われている森林伐採。気温上昇による海面水位の上昇
太平洋にある海抜2mのマーシャル諸島はあと数十年で海に沈む可能性もあると言われています
そんな地球温暖化の原因に牛のゲップが深く関わっているその理由とは?
・牛のゲップの成分
研究所で牛のゲップの成分を調べてもらうと地球温暖化の原因のメタンガスが含まれていることが判明
メタンガスは地球温暖化の原因として有名な二酸化炭素の約20倍以上の温室効果があると言われています
ある調査によると牛などの反すう動物が全世界の工業施設を合わせた量よりメタンガスを排出しているそうです。反すう動物とは食べたものを胃と口とで往復させて消化する動物のことです
何でわざわざ胃と口を往復させなきゃいけないんだよという文句はひとまず置いておきます(笑)
牛のような反すう動物が温暖化の原因となっている事実は温暖化が叫ばれるようになってから研究して判明しました
・牛のゲップがメタンガスを多く含む理由
牛は第1胃から第4胃までの4つの胃を持っています
最初に食べたものが入る第1胃には多くの微生物が生息していて、第1胃では消化液ではなく微生物による分解発酵で牛は栄養を得ています
微生物によるエサの分解発酵の過程でメタンが生成されてしまうそうです
ゲップは胃で発酵したガスが主なのでメタン濃度が高いのですが牛が吐く息の中にもメタンガスは含まれているそうです
牛がメタンガスを吐き出さないようには出来ないの?
ゲップをしなくても吐く息にはメタンガスが含まれているなら呼吸しているだけでメタンガスを出している・・・しかし何とかしなければと研究は進んでいるそうです
牛が吐くメタンガスは一定ではなくエサや環境、体調によって変化するそうです
地球温暖化の防止と牛からとれる食品の生産性を守るために牛がゲップや呼気で排出するメタンガスの量を正確に把握するための研究が進められました
そして現在では牛などの反すう動物の胃に存在するメタンガスをつくる微生物の活性を抑制するエサの開発が進められているそうです
まとめ
今回の知識は日本人の25%しか知らない事実だそうです
メタンガスは牛に必要な栄養素まで一緒に出してしまうとのことなので牛のためにも人類のためにも、そして地球のためにも牛などの反すう動物の吐き出す息からメタンガスがでないようにしてもらいたいですね