8月9日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
淡水魚と海水魚が一緒に暮らせる好適環境水について紹介していました
淡水魚と海水魚は一緒の水槽にいることは出来ないというのが今までの常識でしたが、どちらも共存することができる魔法のような水があるそうです
林修先生もしらなかった「好適環境水」とは一体どのような仕組みになんでしょうか?
そしてこの魔法の水が人類の食生活を大きく変えるとされている理由についても解説します
淡水魚も海水魚も体内の塩分濃度は一緒
絶対に一緒にしてはいけない淡水魚と海水魚が「好適環境水」ではなぜ大丈夫なのか?
ポイントは体内の塩分濃度にあるとのこと
・淡水魚と海水魚が共存できない理由
まずは淡水魚と海水魚がなぜ共存できないのかをご説明します
淡水魚は塩分を外に出せません。なので海水に入ると体の中の塩分濃度がどんどん上がってしまって死んでしまいます
一方の海水魚は常に体内の塩分をエラなどから出し続けているという習性があります。塩分のない淡水に入ると体内の塩分を出しすぎてしまうので死んでしまうわけです
・淡水魚も海水魚も生存する事ができる「好適環境水」
塩分を外に出せない淡水魚も塩分を外に出し続けている海水魚も実は体内の塩分濃度はほぼ一緒なんです
つまり水の塩分濃度を魚の塩分濃度に合わせればどちらも共存できるわけです、その塩分濃度を合わせた水が「好適環境水」となるわけです
・好適環境水は人類の食生活を助ける!
淡水魚と海水魚が共存できるようになったことは実は人類のためにも役立つとされています
その理由は人間の食生活。近年では世界中で魚を食べるようになりました
結果、過剰な漁獲などによって水産資源は下降していて、40年後には天然の魚はいなくなってしまうなんて学説もあるそうです
しかしこの好適環境水があれば山間部などの海水がない場所でも海の魚の養殖が可能になるわけです
場所を問わずに淡水魚も海水魚も育てることができる・・・人類にとって本当に魔法の水なんですね
まとめ
日本どこでも海水魚の養殖が可能となる魔法の水「好適環境水」 実におもしろいですね
海のない県や国でも海水魚を育てられるなんて信じられないことです
淡水魚と海水魚は共存できないという常識を覆すことまでできるなんて人類は毎日進化し続けてるのだなぁーと実感しました