8月9日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
クマノミの群れの中にはメスが1匹しか存在しない&1番大きな個体がメスへと正転換するという事実について解説していました
クマノミはイワシのように普段から群れを作って生活する魚なのですが1つのクマノミの群れの中にはメスはたった1匹しかいないという事実
これにはクマノミたちが生き残るためのルールがあるからなんです
林修先生もしらなかった事実、クマノミが性転換するという驚きの事実についても解説します!
クマノミは生まれた時は性別が決まっていない!
クマノミたちの群れにメスはたったの1匹しかいないというのは一体どういうことなのでしょうか?
イソギンチャクの中で基本は群れを作って集団生活をしているのですが、その中で1番大きな個体がメスとなります
2番目に大きな個体がオスとなりその2匹がカップルとなります
クマノミは幼魚の時は性別が決まっていません。群れの中で1番大きくなった個体がメス、2番目に大きくなった個体がオスとなるそうです
他の個体も成長するにつれて性別は分かれますがほとんどがオスになるそうです、それでもカップルとなるのはオスの中でも最も大きな個体
同じくらいの大きさであれば闘争してメスとカップルになるオスを決めるとのことでした
クマノミはオスからメスへと性転換も・・・
1番大きな個体のメスと2番目に大きな個体のオスのカップルからなるクマノミの群れ
しかし生物ですからどうしても寿命が来てしまいます
群れのメスが死んでしまった場合、なんとカップルだったオスがメスへと変化するんです!そして3番目に大きな個体がオスとなって再びカップルが生まれるのです
・性転換を繰り返す事ができる理由
繁殖のために性転換するといわれるクマノミたち、これにはホルモンが関係しているとの事
クマノミたちは目で自分たちの大きさを認識していて、群れからメスがいなくなると2番目に大きな個体のオスが自分が群れの中で一番大きいと目で認識します
一番大きいと脳に伝わると脳からのシグナルで今まで男性ホルモンが分泌されていたものが女性ホルモンへと変化。精巣が卵巣に変わりオスからメスへの性転換となるそうです
まとめ
クマノミたちはより多くの卵を産むために一番大きな個体をメスにしているそうです
少しでも子孫繁栄をさせようと性転換までするとは驚きですね
クマノミといえばディズニー映画のファインディング・ニモで人気の魚ですが性転換やオス同士の争いなど驚愕な事実が隠されていました