8月9日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
骨までやわらかくなって食べられてしまう干物の作り方と理由について解説していました
食欲を誘う香ばしさに凝縮された旨味が魅力の干物。今、密かに干物がブームとなっているそうです
しかし干物というのは骨を取るのが難しい食べ物、小骨がのどに刺さってしまうなどの難点がありますよね
そんな干物の骨が身のように食べられるほどになっている干物があるという事実をご存知ですか?
箸で簡単に骨を切り分け割れて食べても骨を感じることができるようになった方法と理由は林先生も知らない役立つ雑学でした
骨まで食べられる干物 普通の干物の約40倍のカルシウムを摂取できる!
食べる時にわずらわしい干物の骨がどうして簡単に食べられるようになったんでしょうか?
実はある2つの工夫がそれを可能にしたとのこと
・高温高圧釜
実際に骨まで食べれる干物を作っている工場を番組が取材、工場に入ってまず目に飛び込んできたのは「高温高圧釜」と呼ばれる巨大な機会でした
高温高圧釜とは食材に通常より高い温度と圧力によって短時間で調理する事ができる特殊な機械。家庭にもある圧力釜が物凄い強力になったものと考えて良いそうです
この高温高圧釜で高い圧力と温度をかけることで骨の組織がもろくなり食べられるほど軟らかくなるんですね
・真空パック
実際に高温高圧釜に入れられる魚を見てみると全てが真空パックに入れられていました
高温高圧釜では骨は柔らかくなりますが蒸気と一緒に旨みも逃げてしまうそうです
そのため旨みを逃がさないために真空パックを使って蒸気を出さずに干物の旨みを閉じ込めてしまうんですね
まとめ
骨までまるごと食べれる干物は食べやすいだけでなく、骨まで食べることによってカルシウムの摂取量も従来の干物と比較すると約40倍もアップするとのことでした!
この干物が開発されたのは町の大学生たちがお年寄りたちに魚を安全に食べてもらいたい!と起こした運動がきっかけとなったそうです
柔らかくて食べやすい干物はそんな優しさから生まれたものだったんですね