10月4日に放送の「この差って何ですか?」にて
喋れる鳥と喋ることが出来ない鳥の差について解説していました
言葉を喋れる鳥と喋れない鳥はどうして差が生まれるのか?オウムなどは喋れてスズメは喋れないのが普通の事なので考えたこともないですよね
実は言葉をしゃべる鳥は脳の発達の差以外にもある差があるんです
番組では喋ることができる鳥の特徴、そしてどこまで喋ることが出来るのかを詳しく解説していました
喋れる鳥と喋れない鳥は外見から判断できる
言葉を喋れる鳥と喋れない鳥の差はクチバシの中の空間が広いか狭いかの差でした
人間の言葉を喋る鳥といえばオウムやインコが有名ですがこの2羽の鳥は上下のクチバシが曲線を描いていてクチバシの中に広い空間ができています
一方のハトなどのクチバシが細長い鳥は空間はないですね
・どうして空間が広いと喋ることができるのか?
クチバシの中の空間が広いと舌を自由に動かせる事が出来ます、人間の場合も一緒ですが舌を自由に動かせることによって色々な声を出せるようになったそうです
オウムやインコは人間と同じように空間があるため舌を動かすことができ喋ることが可能となるのです
鳥はどこまで喋ることができるのかを様々な鳥で検証
番組では鳥がどこまで喋ることが出来るのかをいろいろな鳥を集めて検証していました
早口言葉を喋るインコは「東京特許許可局」「生麦生米生卵」と人間でも喋ることが難しい言葉を連続で喋ることができていました
一発芸の「ワイルドだろ~?」「はい、オッパッピー!」、美空ひばりの愛燦燦を歌うなどリズムまでしっかりととって喋るインコなどがいました
クチバシに空間があれば人間の言葉を喋る事が出来るのですがその法則に当てはまらない鳥もいました、それは九官鳥です
http://sugikoweb2.jugem.jp/?eid=981877
クチバシが直線的で空間が狭い九官鳥ですが喋ることが出来ます
その理由は声を出す鳴管(めいかん)が九官鳥は2つあるためだそうです、鳴管は人の声帯にあたる部分で音を発する場所のこと
普通の鳥は鳴管が1つしかありませんが2つある九官鳥は舌の代わりに低音と高温を2つの鳴管から同時にだし混ざり合わせる事によって複雑な音を発しているのです
まとめ
鳥はクチバシの空間が広いと器用に喋ることが出来るという雑学でした
人間も鳥も舌を上手く使うことによって喋れることが出来るんですね
人間でも舌足らずで滑舌が悪い人がいるようにクチバシの空間が広い鳥でも滑舌が悪い鳥もいそうです、滑舌の悪いインコとか見てみたいですね(笑)