11月8日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
水中でブルドーザーが砂を除去しないと食卓に魚が並ばなくなるという雑学を紹介していました
青森県の津軽にある北金ヶ沢漁港はブリやヒラメが漁れる日本有数の漁港ですが、この港には海の中から煙突が出ています
そして漁港には煙突を見守る人の姿・・・煙突の正体は海の中で作業をしているブルドーザーなんです。煙突を見守る人は海の中のブルドーザーを操作していました
このブルドーザーが海の中で作業をしないと私たちは魚が食べれなくなるとのこと!海の中で何のためにブルドーザーが作業をしているのかを番組では紹介していました
水中でブルドーザーが活躍しないと私たちは魚が食べれなくなる?
魚を捕るための工事として海中を動くブルドーザー。海面からブルドーザーの煙突が出ているのは異様な光景です
水陸両用のブルドーザーは車体に防水加工が施されて水深7mまで潜水可能だとのこと。煙突はブルドーザーの排気口で潜水艦のように運転席はなく人は乗っていません。すべて陸上のリモコンで遠隔操作をしてるんですね
しかしこの水中ブルドーザーがないと私たちが食卓を食べれなくなるとは一体どういうことなのでしょうか?
・水中ブルドーザーが作業しないと漁船が漁港にたどり着けない!
漁港には波とともに砂が岸壁に押し寄せるために年々海底が浅くなっていきます。砂が多いところでは年間1m以上にもなる所もあるそうです
そのまま土砂を放置し続ければ港に漁船が入れなくなってしまうわけです。漁船が捕ってきた魚を陸に上げられなくなれば私たちが魚を食べれなくなるというわけですね
そこで活躍するのが水中ブルドーザー!海底に溜まった土砂を岸壁まで押し寄せ、その後は陸にあるショベルカーで砂をすくうなどして船が入れる深さまで掘り下げています
放置してしまうとどんどん砂が溜まっていってしまうので定期的に水中ブルドーザーが活躍してくれていたんですね
最近では漁船が大漁旗を掲げていない
漁港に関連して林先生はさらに雑学を解説していました
漁から帰ってきた漁船が昔は大漁だったら「大漁旗」を掲げていましたが最近では大漁旗を掲げることがなくなっています
大漁旗というのはたくさんの魚が捕れたから受け取る準備をしてくださいねというサインです。今は無線など他の伝達手段がありますからいちいち大漁旗を掲げる必要がないとのことでした
まとめ
普段当たり前のように食べている魚も水中ブルドーザーという意外なものが支えているという事実、林先生も初耳でした
大漁旗を掲げる必要がないという雑学もおもしろいものでした。大漁だった時くらいは派手に帰ってくる伝統もあっても良さそうですけどね