11月22日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
難着雪リングを電線に取り付けることによって雪がへばりつかずに私たちの電気を守っているという雑学について解説していました
http://www.daitoh-ec.co.jp/gallery/denryoku/d-01.html
高さ30mに位置する送電線で作業をする人の姿。少しずつ横に移動しながら電線に何か付けているのですが何をつけているかご存知ですか?
実は「難着雪リング」というリングをつける作業をしているのですが、この作業は冬に向けて重要な作業なんです
林修先生が番組で「難着雪リング」をつける理由、その効果について詳しく解説していました
【難着雪リングをつける事によって電線の問題を防ぐ】
「難着雪リング」と呼ばれる黒いリング。これを定間隔で電線につけておくことによって雪が電線にへばりつかなくなり色んな事故を防ぐことができるそうです
http://www.hepco.co.jp/energy/movie/distribution/transmission_power.html
電線に雪がへばりついてしまうと風が当たった時にいつも以上に揺れてしまう、送電線に雪が付着して強風で激しく振動することを専門用語で「ギャロッピング現象」というそうです
ギャロッピング現象が起きると電線が切れてしまったりなどの問題が起きてしまう。それを防ぐために「難着雪リング」を取り付けるとのことでした
難着雪リングは30cm間隔で取り付けていき全国で約10億個も設置されていて私たちの電気を守っているそうです。生活に深く関係しているのに意外と知られていないことに驚きますね
【「難着雪リング」を付けると雪が付着しにくくなる理由】
難着雪リングを付けると雪が送電線に雪が付きにくくなる!リングだけでどうして雪が付きにくくなるのかを林先生は解説していました
電線はよく見ると斜めにねじれているので雪も斜めに積もっていきます。そこに難着雪リングで縦に1本入れておくとねじった向きにへばりついていく雪を縦に落とすことが可能だそうです
定間隔で難着雪リングをつけておくことで細かく雪を落とすことが出来るんですね
【まとめ】
難着雪リングによって電線の雪を落とし問題を防ぐという今回の雑学
リングをつければ雪が落ちると考えた人は特許で儲けているのでは?とスタジオでは盛り上がっていましたが発想力は確かにすごいなーと思いました
冬のこの季節、電線に難着雪リングがついているかどうかを確認してみようかな?