12月6日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
スケートリンクは白く着色している!ただ凍らせるだけではないスケートリンクに隠された製氷技術の工夫について紹介していました
12月のこの季節になると街のあちこちでスケートリンクが作られるようになります。フィギュアスケートを見て滑りたくなる人も多いのではないでしょうか?
そんなスケートリンクがどのように造られているのかをみなさんはご存知ですか?
スケートリンクはただ凍らせるだけではない工夫満載の製氷技術が使われているんです。番組ではスケートリンクの作り方を詳しく紹介していました
【スケートリンクはただ水をまいて凍らせるだけではない!高度な製氷技術とは?】
どんなに目を凝らして見ても氷の継ぎ目がまったく無いスケートリンク。見た目もきれいなツルツルのスケートリンクを造るには知られざる高度な製氷技術が隠されていました
・スケートリンクの作り方
① 防水シート・断熱材を敷き板で平行にする
まずは何もない地面に防水シートや断熱材を敷き詰めて、その上に板を敷いて平にします
② 冷却パイプを一面に通す
冷却パイプといっても1cmほどのホースのようなもの。この冷却パイプをスケートリンク一面に張り巡らせます。何百もの長いホースがスケートリンクに置かれていました
この冷却パイプは氷を作るために必要な0度以下の冷却水を通すためにあります。0度以下の冷却水を通すことで氷を造っていきます
③ 冷却パイプの上から水をまいて冷却水を流し氷をつくっていく
冷却パイプの上から人がホースで少しずつ水をまいてスケートリンクにしていきます。しかしこれではまだ未完成です
冷却パイプの上から水をまいて凍らせただけでは冷却パイプが透けて見えてしまっているんです
素晴らしい演技をするフィギュアスケートの選手の下の氷から無数の冷却パイプが見えてしまっては萎えてしますね
④ 冷却パイプを隠すために氷を白く着色させる
凍らせたら仕上げの作業「スケートリンクの氷を真っ白に着色する」を行います
本来は半透明なスケートリンクの氷を冷却パイプなどが見えないように上から白く着色していたのです。あの綺麗な真っ白な氷は着色によって出来ていたとは初耳でした
こうしてスケートリンクが出来上がるまでの期間はなんと2週間もかかるそうです。手間暇かけていろんな工夫をして造っていたんですね
【まとめ】
スケートリンクはただ凍らせるだけでなく冷却パイプを使用したり、真っ白に着色したりと様々な工夫がされていました
羽生結弦選手が世界新記録を出すなど今後も日本人選手が世界で活躍する期待がもてるフィギュアスケート。フィギュアの試合を観るときや実際に自分が滑る時には今回の雑学を思い出すとより楽しめそうですね