12月20日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
終戦の時に日本の降伏文書の調印式が行われた場所はペリーが黒船を停めた場所と一緒だったという事実を紹介していました
歴史の中で重要な分岐点として語り継がれる調印式
今から70年前の終戦の時には東京湾で戦艦ミズーリ号の上で日本の「降伏文書」の調印式が行われました
調印式が行われたの日付は1945年の9月2日、ちょうど9月2日が誕生日の林修先生はミズーリ号での調印式について詳しく勉強したそうです
「調印式の時にミズーリ号が停まっていた場所はペリーが黒船を止めた場所」「日本の降伏文書には空欄がある」
という日本の降伏文書の調印式にまつわる雑学を番組では紹介していました
【降伏文書の調印式が行われたミズーリ号が泊まっていた場所】
日本の降伏文書の調印式はアメリカの戦艦のミズーリ号で行われたのですが、ミズーリ号を停めた場所というのはペリー来航の時にペリーが黒船を停めた場所と同じだったんです!
これはもちろん偶然ではなく意図的に同じ場所に停めました
ペリーが黒船に乗って日本に来たことによって日本は鎖国をやめてアメリカとの関係が始まりました
だから戦後の新たな関係を同じ場所からやり直しましょうという意味が込められていたとのことでした
【日本の降伏文書に空欄がある理由】
日本の降伏文書には各国の署名が書かれているのですが、連合国側の署名欄にはなぜか空白があります
空白の部分はカナダ代表がサインするはずだったのですが、カナダ代表が間違って1つ下のフランスの欄にサインをしてしまったんです
続くフランス代表はその間違いに気づかずに更にその下のオランダの欄に署名
その後も1つずれたままの署名が続き降伏文書には1つだけ空欄が残ってしまったとのことでした
大切な日本の降伏文書で間違いがあったのなら書き直すべきだと思うのですが、そのまま調印式が終わったのは不思議ですね
【まとめ】
調印式では数々の逸話があるそうですが日本の降伏文書の調印式でも知られざる逸話がありました
調印式での署名に空欄があってもそのままでいいというのは信じられませんね
戦争に関する調印式で起こった出来事を自分を含めて多くの人が知らないということには考えさせられました