12月20日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
おせちの重箱で空箱が1つ用意される理由について紹介していました
お正月には必ず食べるおせち、料理には健康や長寿の願いを込められた食べ物が選ばれていますが器にも意味がちゃんとあるんです
番組ではおせち料理を詰める重箱に関しての雑学を紹介していました
重箱の一番下の5段目の箱が空っぽになっている理由・・・大きく2つの理由があるんです!
林先生も初耳の重箱の器で空箱が1つある理由を番組では詳しく解説していました
【5段重ねの重箱のそれぞれに詰められているもの】
おせち料理を重箱に詰めるのにはめでたさを重ねるという思いが込められていて縁起を担いでいるそうです
重箱は5段重ねが正式でそれぞれの段にどんな料理を詰めるかにもきちんと決まりがあるとのこと
1段目には祝い肴と呼ばれる黒豆、数の子、田作りなどのお酒のつまみが中心
2段目には甘い料理、栗きんとんや厚焼き玉子など。かつて砂糖が貴重だった頃の名残りがあるそうです
3段目には海の幸をあらわす鯛や海老などの魚料理
4段目には酢レンコン、里芋などの山の幸を詰めます
そして5段の重箱の1番下の5段目の中身は・・・・空っぽ!!実は5段目が空っぽにもしっかりとした理由があるんです
【おせちの重箱の1番下の5段目が空っぽの理由】
おせちの5段重ねで上の4段はしっかりと料理が詰められているのに、1番下の5段目が空っぽの理由は大きく2つあります
1つ目の理由は「年神様から授かった福が詰められる場所」のため
そして2つ目は「来年は空っぽのスペースにもたくさんの料理が詰められるように繁栄する」という願いが込められているからでした
現状に満足しないでさらに幸福があるようにと考えているんですね
【まとめ】
おせち料理を入れる重箱には空っぽの箱が1つある、その理由は現状に満足しないでさらに福が訪れるようにという願いのためでした
空箱を1つ用意するというのは和食らしいといえばらしいですね
毎年のおせち料理には5段重ねの重箱でしっかりと5段目の空箱を用意して日本の風習も楽しみたいと思いました