1月17日に放送の「この差って何ですか?」にて
横断歩道が青に変わった時に流れる音楽が2種類ある理由について解説していました
横断歩道を利用するときに目の不自由な方のために「カッコー♪」「ピヨピヨ♪」と音が鳴るようになっていますが、なぜ音を一種類に統一しないのか?と疑問を持ちませんか?
番組では横断歩道で鳴る音に2種類ある理由について解説、さらに「カッコー」「ピヨピヨ」と鳴らすタイミングにもやさしい工夫がされている事実も紹介していました
【横断歩道で使われる音が1種類ではない理由】
横断歩道で音が鳴る理由は目の不自由な方に信号が青に変わったことを伝えるためなのですが、2種類の音を使い分ける理由はなんなのでしょうか?
それは「目の不自由な人が渡る横断歩道の方向を間違えないように2種類の音を使い分けている」ためでした
左の横断歩道から「カッコー♪」と鳴って右の横断歩道からも「カッコー♪」と鳴ると目の不自由の方は左右のどちらの信号が青なのかがわからなくなってしまいます
そのため左右の横断歩道で「カッコー♪」「ピヨピヨ♪」と使い分けて渡りたい方向の横断歩道をわかるようにしているんですね
【音を鳴らすタイミングをズラす優しい工夫も!】
さらに「カッコー♪」と「ピヨピヨ♪」には優しい工夫がされています
信号機から鳴る音を確認してみると青に変わった2つの信号はそれぞれ「ピヨ♪ピヨ♪」と「ピヨピヨ♪」、「カッコー♪」と「カカッコー♪」と鳴るようにしています
これは目の不自由な方が横断歩道を渡っている途中で肩などがぶつかって体の向きが変わってしまい、進行方向がわからなくなった時に音の違いで進行方向をわかるようにしているんです
さらにこの2種類の音はそれぞれの信号機から音が重ならないように交互に出ている工夫がされているとのことでした
【まとめ】
横断歩道で流れる音が2種類ある理由、そして音がそれぞれ違うタイミングで流れる理由は目の不自由な方のために考え尽くされたものでした
健常者だとまったく気にならない事なので今回の番組の放送を見て目からウロコがとれた方は多いのではないでしょうか?
この差を知らない人には横断歩道の音の工夫は優しさに溢れていると教えてあげたくなりますね