1月31日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
飲酒後にラーメンを食べたくなる科学的根拠!ラーメンが食べたくなる生理現象を抑えるための方法について紹介していました
お酒を飲んだ後に締めで食べるラーメン、最高に美味しいですよね
ラーメンは肥満や生活習慣病の原因になるのはわかってはいてもやめられません。「自分は意志が弱い」と落ち込む人もいるかと思いますが実はそんなことはないんです
お酒を飲んだ後にラーメンを食べたくなるのはどうしようもない人間の本能だという科学的根拠があるんです
飲酒後のラーメンは人間の本能という科学的根拠、その本能をコントロールできれば我慢できる?さらには太りにくいラーメンのトッピングについても番組では解説していました
【飲酒後にラーメンを食べたくなる科学的根拠】
お酒を飲んだ後にラーメンを食べたくなる科学的根拠は3つあります
最初の理由は血糖値を上げるため
アルコールを摂取したら肝臓でアルコールを分解します、その時に肝臓はアルコール分解に作業を集中するのですが普段なら糖分を蓄える肝臓が糖分を蓄えられなくなります
糖分が足りない状態になって体が糖を要求する状態になってしまうのでラーメンのような糖分が豊富な炭水化物などを欲しくなってしまうのは本能なんですね
次の理由は塩分を補充するため
アルコールの利尿作用で体内から塩分(ナトリウム)が過剰に排出されます、塩分が減少すると人は脱水症状になります
その結果、体が塩分を欲しがりラーメンを食べたくなるんです
最後の理由はラーメンに含まれるイノシン酸です
イノシン酸とは旨味成分。ラーメンの出汁に使われる煮干し・鰹節やトッピングのチャーシューの豚肉などに多く含まれています
イノシン酸は体内で分泌されるアルコール分解酵素を助ける効果があります
そのため体がイノシン酸を欲しがりラーメンが食べたくなってしまうそうです
【ラーメンを食べる代わりになる食べもの】
飲酒後にアルコール分解で下がった血糖値を上げるために糖分が豊富なラーメンを人の体は欲しがってしまいますが、そんな生理現象を抑えるのにはどうすればよいのか?
番組では「ナッツ」を食べることをお勧めしていました
ナッツは血糖値が緩やかに上昇する食べ物なためラーメンなどの糖分が豊富な炭水化物を食べたい欲求を抑えることが出来るそうです
塩分を体が欲しがってしまった時の対処法に最適なの「ぬか漬け」
ナトリウムが多く含まれて発酵食品で代謝も上がって塩分補充に最適とのことでした
体がイノシン酸を欲しがってしまった時には同じような効果がある「梅おにぎり」「シジミの味噌汁」が良いそうです
海苔や味噌汁にはイノシン酸が豊富に含まれています。そして梅おにぎりとシジミの味噌汁のカロリーは約220kcalとラーメンの半分以下というメリットもあります
飲酒の最後に「ナッツ」「ぬか漬け」「梅おにぎり」「シジミの味噌汁」を食べておけばその後のラーメンを我慢できるかもしれませんね
【どうしてもお酒のあとにラーメンを食べたくなってしまう場合】
お酒を飲んだ後にラーメンを食べないなんて考えられない!という人のために番組では太りにくいラーメンについても解説していました
お勧めなのは「味噌ネギチャーシュー麺」だそうです
味噌のビタミンB1・マグネシウムは糖質の燃焼、ビタミンB2は脂質の燃焼に効果的
ネギにはアリシンという成分が含まれていてビタミンB1の働きを助けて糖質を燃焼
チャーシューのカルニチンの成分には脂質の燃焼・体脂肪の蓄積を抑制する働きがあるそうです
どうしてもラーメンが食べたい場合は「味噌ネギチャーシュー麺」をぜひお試し下さい
【まとめ】
お酒を飲んだ後にラーメンを食べたくなるのは科学的根拠があり人間の本能、その本能を抑えるための対策についての情報でした
こうやって証明されると飲酒後に締めの1杯でラーメンを食べてしまうのは仕方ないと思ってしまいますね
ラーメンの代わりになる食事、さらにどうしてもラーメンを食べる時には「味噌ネギチャーシュー麺」ということを忘れずに実行していこうと思いました