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【林先生が驚く初耳学】食べる時に邪魔なカニの殻は髪の毛の1万分の1の細さでも鋼鉄並みの硬さの「キチンナノファイバー」になり私たちを守ってくれる

2月7日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて

カニの殻は髪の毛の1万分の1の細さになっても鋼鉄並みの硬さを保ち私たちの安全に役立つという雑学について紹介していました

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最近スーパーなどではカニは殻を剥かれた状態で販売されていて調理するのも簡単になっています

カニの殻は剥きづらく邪魔なものとされていますが実はカニの殻は意外に役立つアイテムなんです

綺麗な形のカニの殻はカニグラタンの容器などに再利用されます、そして驚きなのがカニの殻が大地震の時に役立つアイテムに変化できるということが最近になって発見されたんです

地震が多い日本では常に地震の恐怖がつきまといます。そんな大地震の時にカニの殻が役に立つのはなぜなのか?

林先生も初耳だったカニの殻が大地震の時に人々を救うという雑学を番組では詳しく紹介していました

 【カニの殻が極細の鋼鉄並みの硬さになる!?】

 

 

カニの殻は地震に対しても割れにくい固くて強い素材に変えることができます。それは硬いガラスです!カニの殻は硬いガラスとなり私たちを守ってくれるんです

地震などの災害の時には窓ガラスの落下やガラス片による二次被害が発生します

そこで災害でも割れることがないガラスを作れば二次被害を減らせて私たちの安全につながるということになるんですね

 

 

・【カニの殻から硬いガラスを作る方法】

 

 

カニの殻を薬品に漬けるなどしてカルシウム・タンパク質・色素などを取り除きます

すると3日後にはカニの殻は真っ白に!この白い状態が「キチンナノファイバー」という繊維になります

キチンナノファイバーは硬い窓ガラスを作るポイントとなります

プラスチックやガラスなどの素材とキチンナノファイバーを混ぜ合わせると強度が格段にアップするんです

 

キチンナノファイバーは髪の毛の1万分の1の極細繊維、この微細な繊維はガラスなどの素材と配合しやすいという特徴があります

そして気になる強度は髪の毛の1万分の1の細さの繊維1本が鋼鉄並みと言われていて防弾チョッキに使われる繊維よりも硬いんです

そんな繊維が窓ガラスと混ざれば地震の時でも割れないはずですね

 

 

【まとめ】

 

カニの殻から取り出したキチンナノファイバーをガラスに混ぜて強度を増すことにより地震などの災害でも強くて割れないガラスとなり人々を救ってくれるという雑学でした

食べづらく捨てられるだけだと思っていたカニの殻が割れないガラスに変化するとは・・・最近になって発見されたそうですが気づいた人はあっぱれですね

カニの殻は加工すると極細で強度な繊維となり私たちの身を守ってくれる素材だという事を忘れずにカニは身もカラも私たちを幸せにすると覚えておきましょう