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【林先生が驚く初耳学】日本に輸入されるバナナは黄色く熟していてはダメだと法律で義務付けられている!日本で熟す時に行う変わった箱の積み方とは?

2月14日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて

海外から輸入されるバナナは黄色く熟していてはいけないと法律で決められている!日本でバナナを熟成させる時に変わった箱積みにする理由について紹介していました

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数あるフルーツの中でも人気なのがバナナ

そんなバナナは日本に輸入される時には緑色でなければいけないと法律で義務付けられているんです

なぜバナナは輸入するときに熟していてはいけないと法律で決められているのか?日本でバナナを黄色く熟す時の変わったバナナの箱の積み方について番組では詳しく解説していました

 【バナナは熟成したものは輸入してはいけないと法律で義務付けられている】

 

 

日本で販売されているバナナの99%がフィリピンなどから輸入されます

そんなバナナですが海外から輸入されるバナナは法律で黄色く熟成した状態ではダメ、色付く前の緑色のバナナではないと許可が下りないという法律の決まりがあるそうです

 

理由は黄色く熟成したバナナには日本の農作物に悪影響を与える害虫が付く恐れがあるためです

そのため海外からバナナは緑色の状態で輸入されて箱に入れたまま専用の倉庫で保管し、日本で黄色く熟成させてから出荷しているそうです

緑色のバナナは港や市場で5日間ほど保管して箱のまま熟成させるのですが、バナナの箱の置き方が少し変わっているんです

 

 

【バナナを熟成させるための変わった箱の積み方】

 

 

輸入されたバナナを熟すために箱のまま保管するのですがバナナは「ブロック積み」と呼ばれる特殊な積み方をします

下のブロックのようにバナナの箱同士がなるべく重ならいように積み上げるのです

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隙間を空けたブロック積みにしたら成長ホルモンである「エチレンガス」を噴射して緑色のバナナを熟成させて黄色くします

ブロック積みにすることでエチレンが均一に行き渡るんですね

 

海外で収穫されたバナナは13℃で冬眠状態にして、わざわざ熟成を止めてから輸送されてきます

バナナを熟成させるのに必要なのは温度と湿度と成長ホルモンのエチレン。3つの条件を満たしたらバナナが目を覚まして黄色く熟すんですね

ブロック積みをしないと上が青いままで下が真っ黄色になってしまいバナナの商品価値が落ちてしまうとのことでした

バナナの箱には上下左右に空気穴のための穴が空いているのですが、それでもムラができてしまうのでブロック積みにしているそうです

 

 

【まとめ】

 

 

日本に輸入されるバナナは青く熟す前でなければダメだと法律で決められている、日本で黄色くバナナを熟すときには変わった箱の積み方「ブロック積み」にしてエチレンが均一に行き渡るようするという情報でした

最新の施設では部屋の中を圧力の高低差で調整してバナナの箱を平積みにしたままでも空気を強制的に箱の中へ送りムラなく色付けさせることもできるようになっているそうです

エチレンを使ってバナナを熟させるなんて初耳だったので驚きでした、勝手に熟すと思っていたバナナですが箱の配置にまで気を使って手間隙かけて作られているんですね