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【林先生が驚く初耳学】巨大船の船の底が赤く塗られているのは「赤く塗らないと船のスピードが下がるから」船に関する雑学を紹介

2016年3月13日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて

巨大船の船の底が赤く塗られている理由は「赤く塗らないと船のスピードが下がるから」という雑学を紹介していました

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大きな船を見てみると船の下の部分は大抵は赤く染められています。実は船の下の部分が赤いのはデザインで赤く塗っているのではなく「赤く塗らないとダメな理由」があるんです

巨大船を造るのには重さ約60トンもある大きなパーツをブロックのように下から積み上げていくのですが、船の底の部分は赤く塗る必要があるんです

その理由とは「赤く塗らないと船のスピードが落ちてしまう」とのことでした

 

そもそも船の塗装は海水によるサビや腐食を防ぐのが目的なのですが、船底をあえて赤くカラーリングするのにはそれ以外にも明確な理由があるんです

林先生が巨大船の船底が赤く塗られている意外な理由について詳しく解説していました

【船の下の方は赤く塗らないと船のスピードが落ちてしまう理由】

 

 

船はずっと走りっぱなしではないので港に泊めている時にほうって置いたらいろんなモノがくっついてしまいます

「フジツボ」や「カキ」が船にくっついてしまったら当然ですが船のスピードは遅くなってしまいますよね?

そのためにフジツボなどが嫌がる仕組みをしておくことが大切になります

船底に塗られている赤い色は「亜酸化銅」の色です。フジツボなどがくっつかなく成分が徐々に溶けて出ているとのことでした

 

船の底に塗られている亜酸化銅の効果が続くのは2年半ほどで寿命が来る前に毎回塗り替えられているそうです

ちなみに一昔前までは「有機すず」を利用していたのですがダメージを海に与えるために今は禁止とされているそうです

 

 

・【船の重さを表す「トン」は重さの単位ではない】

 

 

林先生は船に関するおもしろい雑学についても紹介していました

1000kgは1tと重さの単位がありますが船で使われる「トン」は重さではなく「総トン数」という体積を表す単位なんです

重さだとトン(t)ですが船の容量は「トン(ton)」となるそうです

船の中にどれだけの荷物を入れる空間が空いているかというのが総トン数です

元々は船で樽を運んでいたのですが、樽がどれだけ入るのか?と数えるときに樽を叩くと「トントン」と音がしたことからトンという言葉が来ているとのことでした

 

 

【まとめ】

 

 

巨大船の船の底が赤く塗られているのはデザインではなく船にフジツボなどがつかないように亜酸化銅を塗っているためという雑学でした

言われてみれば巨大船の底は赤いのですがまさかそんな理由があったとは驚きました

船の総トン数についても学べたし早速 誰かに話したくなる船に関する雑学でした