11月22日に放送の「林先生が驚く初耳学」にて
菓子パンに砂糖を使うのは甘くするだけじゃない!パンにもたらす3つの効果を紹介していました
菓子パンは甘く味付けをするために砂糖を加えて作られていますが、実はパンに砂糖を入れる理由には甘さをつける以外にも3つの理由があるんです
理由を知ればパンを美味しく食べるのには砂糖の存在が不可欠だとわかります。林先生が砂糖がパンにもたらす効果を徹底的に解説していました
【甘くするだけじゃない砂糖がパンにもたらす効果3つ】
パンに甘味をつける意外に砂糖を使用する3つの理由、それは
① ふっくらさせるため
② カラメル化させてこんがりとした焼き目
③ ふわっとした状態で長時間の保存
の3つの理由でした。林先生が詳細にそれぞれの理由を解説します
【① 「ふっくらさせる」砂糖がイースト菌の栄養に!】
パンをふっくらとさせるためには十分に発酵をさせないといけません
パンにはイースト菌が入っていますがイースト菌の栄養になるようなものが小麦粉には少ないんです。砂糖が栄養源となってイースト菌が発酵を十分に行えるようになります
十分に発酵が行われれば中から二酸化炭素が出て中からふっくらさせることができるんですね
【② 「カラメル化させてこんがりとした焼き目」】
砂糖の温度を上げていくとカラメル化します。こんがりとキツネ色に焼き目をつけるには砂糖の温度を上げていくとなるそうです
水に砂糖を入れて温度を上げていけばべっこう飴、カラメルになるのがパンの中でも行われているんですね
【③ 「ふわっとした状態で長時間の保存」】
砂糖は分子の中に水を抱え込む性質「親水性」があり水分を保ってくれます。もし砂糖がなければ水が抜けていってしまうのでパンはすぐにカチカチに固まってしまうとのこと
パンをふわふわのまま保存するのに砂糖の親水性が必要になるんですね
【まとめ】
今回のパンに砂糖を入れる理由が甘くする以外にも大きく3つあるという出題に林先生はしばらく考えて返答していました
砂糖の化学的性質をたくさん知っているので整理して選ぶのに時間がかかったとドヤ顔で語りスタジオのゲストから非難されていましたね(笑)
林先生のように砂糖の化学的性質を覚えるのは大変ですがパンに砂糖を入れるのは甘くするだけでなく「ふっくら」「こんがりとした焼き目」「ふわふわの状態を長時間維持」の3つがあると覚えておきたいですね