2016年12月21日に放送のTBSテレビ「ビビット」にて
社会現象になったドラマ「逃げ恥」最終回をファンがどのように迎えるのかに密着取材していました
「ビビット」では社会現象にまでなった「逃げ恥」最終回の瞬間を徹底取材
すると各地で異変が起こっていました
「今日終わってしまうと思うと悲しい」「生きる糧がなくなる」
と、街には早くも逃げ恥ロスに陥る人が続出
ドラマのロケ地となった聖地には人が殺到。ドラマをパブリックビューイングする人まで出た逃げ恥の最終回の1日を追いました
ドラマ「逃げ恥」とは?
新垣結衣さん演じる森山みくりと、星野源さん演じる津崎平匡
契約結婚から始まった2人の恋の行方を描いた社会派ラブコメディーの「逃げ恥」
くっつきそうでくっつかない2人の恋模様から、ムズキュンという言葉が誕生さらに、エンディングで毎回披露される恋ダンスはまねする人が続出し、大ブームになりました
その恋ダンスは昨日、とうとう国を越えて、アメリカ大使館の職員たちも恋ダンス。
その中には、なんとサンタ姿のケネディ駐日大使の姿も!
本格的でキュートな恋ダンスを披露してくれました。
逃げ恥の最終回・・・「逃げ恥ロス」になる人続出!
そして、時刻は午後9時、「逃げ恥」最終回まで1時間前となり、聖地に人気がなくなり始めた頃、「ビビット」が直撃したのは横浜市のシェアハウス
20~40代の独身男女13人が毎週火曜日、ドラマが始まる前になると、テレビの前に自然と集まって「逃げ恥」鑑賞会となっていたとのこと
ついに最終回・・・
見どころは、これまで近づいては離れるというもどかしい関係が続いた2人が最後にどんな決断を下すのか?という部分
2人の会話が始まるとセリフを聞き逃すまいと耳を傾ける住人達
そして最終回終盤、一番リアクションが大きかったのは・・・2人が抱き合ったシーンでした
そしてエンディングでは自然と恋ダンスをみんなで踊っていました
放送終了後も逃げ恥談義はやむことなく続きました。
一方、渋谷の居酒屋を訪ねるとあちらこちらで「逃げ恥」を見ていました
普段はスポーツ中継を流すといいます、最終回にくぎ付けとなるお客がたくさんいました
一方、「逃げ恥」をめぐっては逃げ恥の聖地巡礼をするという現象も起きています
神奈川県の横浜市にある北中橋は主人公の2人が初めて手をつないだ場所としてファンにはおなじみの場所
最終回を迎えた日も奥の人が集まって写真撮影などをしていました。カップルだけでなく友達同士、家族で訪れたりしていました
ドラマの中で平匡さんがよく訪れていた東京・神保町にある居酒屋「酔の助神保町本店」にも数多くのファンが・・・
最終回の日は平日の夕方5時過ぎにもかかわらず、お店はほぼ満席
お店の代表は「ドラマの影響でかなり爆発しています。逃げ恥さまさまです。良いドラマには良いお客様が来てくれるのでドラマが終わっても経済効果はまだまだ期待できると思います」と答えていました
様々な反響を呼んでいる「逃げ恥」日本全国で逃げ恥ロスも言われる中、「逃げ恥」がもたらした影響について番組の出演者たちが語ります
逃げ恥の人気の理由!逃げ恥の続編はあるの?
番組MCの国分太一、コメンテーターのテリー伊藤は逃げ恥の感想を
国分太一「ガッキーが単純にかわいいし(笑) いろんなストーリーもあるんですけど、このキャスティングが最高ですね」
テリー伊藤「このキャスティングじゃなかったら成立してないですよね。
第1話の契約結婚ってのを新垣さんが言うでしょう。星野さん以外には出てこない言葉だよね。
ずーっと考えてたんですよ、ほかに誰ができるかって考えたら「モテ期」の頃の森山未來さんみたいな匂いがしてるといいんだけど、それこそスタッフの人と話してたんだけど、ほかにいないよなって。
今、日本にいないですよね。
例えば高倉健さんの映画って高倉健さんしか演じられないでしょう。
加山さんの若大将もそうですが、だから「逃げ恥」のこの役はもう、彼しかでいない。
すごいですよね。」
と大絶賛していました
続いて番組コメンテーターであるオリエンタルラジオの中田敦彦も交えて逃げ恥について次のように語りました
中田「これ憤ってるかもしれないですけど、かなり問題提起しましたよね」
井上アナ「もともとの原作の漫画があるんですよね。
その漫画からドラマ化するとそれを越えられないと言われる部分がものすごく広がって、そしてそれまでのストーリーでそれぞれの出演者、キャラクターが愛されてつくられているんですよ。
例えば社会問題、今おっしゃいましたけれども専業主婦、その対価をどうするのかとか、シングルマザーはどうかとか・・・」
テリー伊藤「俺、そんな難しいもんじゃないと思うんだよ」
中田「でもドラマを見た後に議論が行われたってさっき言ったように、結構、結婚って何だろうと考える」
中田「これ、結婚したくなるんですか?」
井上アナ「それも、人それぞれにとらえ方がやっぱり違うんですよね。答えを出さないから見方が全然変わってくる。
別にこの2人だけの物語だけではなくて、ほかにも50手前のシングルの独身の女子が社会とどう立ち向かっていくかというのが普通に描くと、ちょっとバカにしていくこともできるんですよ
でもちゃんと輝いている女性に描く、そこに愛がある。」
見る人のとらえ方によってさまざまな見方が出来るというのも逃げ恥の魅力かもしれません
ドラマ「逃げ恥」続編はあるのか?
最後に、続編の可能性について。ドラマの終わり方からすると続きがあっても不思議ではありません
気になる逃げ恥の続編の可能性について番組では次のように解説していました
原作である漫画の最終話はKiss2月号に掲載されます
しかし来年、2017年の2月には番外編が出ることがすでに決まっています
井上アナ「ほかのキャストのスピンオフ、これも可能性、多分にあると思うんですね。
この2人だけじゃなくて。」
国分「まだ結婚してないからね。」
中田「スピンオフでつないでさらに2へ。」
井上「つないでという言い方はあれですけど。」
テリー伊藤「でも、やってほしいですよね。」
結婚について考えさせられる番組、たくさんの人が「こんな結婚をしたい」と憧れていたのが伝わってきます
少子化や未婚率解決のためにも逃げ恥の続編を個人的には期待します(笑)